映画「サマーウォーズ」ネット上の仮想世界での戦いを描く [映画]
「サマーウォーズ」 2009年日本映画アニメ114分
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
監督 細田守
出演者 小磯健二(神木隆之介) 篠原夏希(桜庭ななみ)
インターネット上の仮想世界OZ。
世界中の人々が各自のアバターを造り、仮想現実を生きる世界。
ところがそのOZにハッカーAIが送り込まれてくる。
AIは次々にアバターを取り込み、日本中の設備を乗っ取り社会を混乱に陥れる。
高2の健二は憧れの先輩の頼みで長野県上田市にやってきていた。
そこでは先輩夏希の祖母の誕生日を祝うため親戚一同が会していた。
そしてOZがAIに乗っ取られたことを知り、そのAIが夏希の叔父が造ったものであることが発覚。
そこで家族一丸となってAIと戦うことに。
面白かった!!
なんか旧家っていうのに憧れがあるから余計にうらやましかった。
親戚が多いのっていいよねぇ。
うちは少ないからなぁ。
夏休みにああいう田舎に行って、親戚一同集まって…って夢があるわ。
しかもおばあちゃんかっこよすぎ。
声が富司純子さんでこれまたぴったり。
品があって凛としてて。
国の重要人物と顔なじみという設定で、事態の鎮静化に一役かったという感じやけど、励ましてただけみたいに見えたけども。
健二も最初は頼りなかったけどだんだんかっこよくなってきたね。
やっぱり誇れるものがあるって強いねぇ。
何かひとつでも秀でたものがあると自信になるから。
でももっと健二一人が活躍するんかと思ってたら案外ほかの人も活躍してて、ああ、そういうことねと。
一人がヒーローなんじゃなくて、一族全員がヒーローみたいなね。
みんなで力を合わせて一丸となって戦うという。
ラスト近くでもう賭けるアバターがなくなったときに、世界中の人々が集まってきたのは超感動した!
あと、親戚のおっちゃん達がそれぞれ得意分野があってそれも感動。
なんか平凡なサラリーマンだったりそういうのと違うんやね。
へぼ警官だけはちょっとむかついたけども。
あれ、声は勝俣さん?
全体的にひきこまれる内容やったし、今でもSNSの世界なんかはあんな感じやし、非現実的には思えなかった。
リアルな感じ。
SNS程度やとアカウント取られてもそない国自体脅かす存在にはならないかもしれんけどね。
ネットはどんどん進化してて情報も多様化してだんだんついていけなくなってるなぁ。
うちの娘なんかは産まれた時からスマホ、パソコン当たり前の世界やからなじんでいくんやろけども。
この先のネット文化には到底ついていけそうになくて不安になったということで感想を終わりたいと思います。
この映画は感動するし面白かったしおすすめ。
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