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舞台「乱舞野外祭すえひろがり」ミュージカル刀剣乱舞初めての野外ライブ [舞台]

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舞台「すえひろがり乱舞野外祭」
2023年ミュージカル刀剣乱舞

2023917()924()
富士急ハイランド コニファーフォレスト

★★★★★(個人評価 多めならおすすめ)

構成・演出 茅野イサム
脚本・作詞 浅井さやか

出演者

今剣役

大平峻也

大和守安定役

鳥越裕貴

堀川国広役

阪本奨悟

蜂須賀虎徹役

高橋健介

長曽祢虎徹役

伊万里 

物吉貞宗役

横田龍儀

陸奥守吉行役

田村 

巴形薙刀役

丘山晴己

明石国行役

仲田博喜

鶴丸国永役

岡宮来夢

御手杵役

田中涼星

桑名江役

福井巴也

松井江役

笹森裕貴

浦島虎徹役

糸川耀士郎

日向正宗役

石橋弘毅

豊前江役

立花裕大

大典太光世役

雷太

水心子正秀役

小西成弥

源清麿役

佐藤信長

五月雨江役

山﨑晶吾

村雲江役

永田聖一朗

大包平役

松島勇之介

小竜景光役

長田光平

肥前忠広役

石川凌雅

鬼丸国綱役

 光哲

一期一振役

國島直希

大般若長光役

京典和玖

へし切長谷部役

木原瑠生

榎本武揚役

藤田 

伊達政宗役

 幸二郎

 

【日替わり出演】

917()公演 山姥切国広役 加藤大悟

918(月・祝)公演 大倶利伽羅役 牧島 

919()公演 山姥切国広役 加藤大悟

920()公演 小狐丸役 北園 

921()公演 蜻蛉切役 spi

922()公演 膝丸役 高野 

923(土・祝)公演 山姥切長義役 水江建太

924()公演 山姥切長義役 水江建太

 刀ミュ すえひろがり.jpg

ミュージカル刀剣乱舞初めての野外ライブ。
雨が降ったら…とか、標高高いので気温差とか色々不安な中での参戦。
自家用車にて関西より向かう。
家族三人で行ったので、一棟貸しの別荘型宿泊施設を予約。
これがまた最高に良かった。
隣の騒音等も気にならず広いし快適だし備品色々あるし最高。
今度もまた泊まりたい。

とにかく気温差と天気の変化に適応すべくめちゃくちゃ準備していきました。
その際に超お世話になったのがワークマン。
防水帽子やレインコート、防寒インナー、防水ブーツ等々。

参戦したのは23日と24日。前楽と千秋楽。
その前に配信も観ていたので大体の流れは把握してからの観劇。
屋根がないことが不安だったけど二日間ともにまぁまぁ天気に恵まれてラッキーでした。
23
日は少し小雨だったけどレインコート着てたし寒さもしのげてちょうど良かった。
24
日は昼間めちゃくちゃ天気が良くて、日が落ちたら気温がぐぐぐーーっと下がって息が白くなるくらい寒かった。
でも雨も降らずこちらも最高のコンディションと言えるかも。

舞台の内容はもうもうもう最高としかいいようがない。
会場はめちゃくちゃ広いからメインステージは遠いけど、色んな場所にミニステージが作られていて、演者さんたちが通路を走り回ります。
おかげでどの席でも近くで歌い踊る刀剣男士たちを観れて幸せでした。
セットリストも聞きたかった歌全部あり!
推しもメインで歌い踊ることが多かったし千秋楽ではソロも!!
刀ミュでの彼の立ち位置がどんどん重要になってきているのがわかって感無量でした。
日替わり要素が多く何回観ても楽しめる。
配信も全日購入したのですべての日替わりを楽しめました。
配信があるのは本当に感謝。

今回、初めての野外だし、しかも富士山の麓だし、標高高いし、9月末ってことで台風も心配だったし不安だらけの舞台。
でも杞憂でしたね。
ただただ最高の体験でした。

すえひろがり2.jpg

でももう野外はいいかな()
なんせ関西からは富士急遠い!!!
舞台自体は夕方からなので昼間は富士急ハイランドに居たのだけど人が多くてアトラクションの待ち時間も半端なくて。
まぁどうせジェットコースターは怖くて乗れないんですけどね。
怖いの多いよね、富士急。
唯一楽しめたのは旦那と二人で行った「絶望要塞」
これめーーーーーっちゃ楽しかった!!
初めて行って第三ステージまでクリアできたんだけど、さすがに体力勝負のゲームが無理でした。。。残念。
今度は娘と三人でチャレンジしたい!
そのためだけに富士急行ってもいいくらい。

遊園地で楽しめてミュージカルも楽しめたので結果的に最高の旅行となりました。
富士急は刀剣乱舞とコラボしてたので何もかもに二時間は並んだけど…。
これがちょっと大変だったな。。。
それでも最高の体験できたので良き。
すえひろがり、乱舞野外祭り少しでも気になった方はまたDMMで配信もあるだろうし映画館で4DXもあると思うのでその機会を逃さずぜひ観劇してみてください。
刀剣男子めちゃくちゃかっこいいので!
なんせ人数多いので、好みのイケメン必ずいますから!
どの嗜好にもフィットする刀剣男子必ずいます!
超おすすめ!まぁ一度ハマると抜け出せない深い深い沼ですが…。


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舞台「ケイ×ヤク」BL漫画原作の舞台 立花裕大×長田光平 [舞台]

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舞台CONTEMPORARY STAGE「ケイ×ヤク」 20237

★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)

Mixalive TOKYO Theater Mixa(池袋)

原作  薫原好江 
脚本・演出  川名幸宏
音楽監督 森優太

出演者
立花裕大(国下一狼) 長田光平(英獅郎)

三年前に失踪した先輩を探し続ける警視庁公安部の捜査官国下一狼。
失踪事件の捜査から外された一狼はヤクザの幹部である英獅郎に接触する任務を命じられる。
獅郎はヤクザの幹部であり、政治家相手に男娼をしている。
その獅郎は失踪した先輩の弟だった。
一狼は獅郎に二人で組み事件の真相を探ろうと提案する。
怪しまれないために二人は恋人同士の振りをし同居を始める。

ケイ×ヤク -あぶない相棒- コミック 1-8巻セット

ケイ×ヤク -あぶない相棒- コミック 1-8巻セット

  • 作者: 薫原好江
  • 出版社/メーカー: 講談社_
  • 発売日: 2022/07/13
  • メディア: コミック

最初、舞台の発表があったときにコンテンポラリーステージと銘打っていて、一体どんな舞台なのだろうとわくわく。

幕があがると今まで観たことのない世界が広がっていた。
たった二人だけのお芝居。
そこにバイオリンとチェロの生演奏が重なる。
そしてダンサー二人によるコンテンポラリーダンスが組み合わさっていく。

このダンサーさんたちの動き、ダンスによって二人の関係性が変化していくさまが描かれる。
ダンサーさんたちはセリフはまったくない。
動きだけで表現。舞台上に置かれた箱を移動するのもダンサーさんたち。
数個の箱が温泉だったり部屋だったりベッドだったりキッチンだったり車だったり、様々な背景や大道具に変化していく。

その舞台上に立ち大量のセリフで演技するのは立花裕大演じる国下一狼と、長田光平演じる英獅郎の二人。

ケイ×ヤク.png

ストーリーは原作漫画に沿って進んでいく。
ただし!!
ここがびっくりしたのだけれど、物語としてはなんの解決もないままにぷっつりと終わる。
つまり先輩の失踪事件に関わる人物を調べだし、どうやら大物政治家が関係していると判明した時点で終了。

え?これで終わり?と初見ではびっくり。
でもよくよく考えると、この舞台、二人の関係性、二人の感情の変化、が語られているのだと気づく。
ダンサーさんが影のように二人の感情をダンスで表現する。
そしてセリフと演技で一狼、獅郎の二人が徐々に心を開いてお互いを信頼する過程が丁寧に描かれる。

あくまで事件が主ではなく、運命的に知り合った二人の感情そのものを描く舞台なのだ。
お互いに孤独に育ち、心の拠り所であった先輩(姉)を失いその行方を必死に追うことでなんとか生きようとしている二人。
公安とヤクザという正反対の二人ではあるが魂が同じ孤独に苛まれた二人。
その二人が徐々にお互いを信頼し合い、事件という繋がりだけではない孤独を癒してくれる相棒になっていく。

観終わって放心状態。
良かった、良かったね。お互いに良い相手が見つかって…みたいな感情が溢れた。

初日は大量のセリフに必死で感情をのせきれてない感じがしたし、セリフも噛んでたり、観ていてちょっとはらはらしちゃったわ。
それでもちゃんと二人の感情は読み取れたし、ダンサーさん、生演奏、どれもが相乗効果で二人を盛り上げてて素晴らしかった。

日が経つにつれセリフを噛むこともなくなって、どんどん感情が自然になっていきお互いの掛け合いの息がぴったりになっていくのは感動したわ。
舞台はなまものっていうけど、それを実感。
主演二人に余裕が出てきたのが千秋楽では感じられた。

私の推し、立花裕大の初主演舞台。
なんか心に残る舞台で良かった。
舞台上でシャツを脱ぐシーンが二回もあって、声なき悲鳴をあげてしまったわ。
細マッチョで美しい肢体を惜しげもなく見せまくってくれた推しに感謝。

W主演の相手、長田光平くんも美しかった。
原作も軽いBLだけど、舞台も軽いBL。
誰でも抵抗なく観れると思う。
どちらかというとBLというよりかは心友という感じ。
恋愛感情じゃないもっと深いところで繋がる感じで。
真面目で堅物で優秀、でも柴犬好きで可愛い部分も持ってる国下一狼。
立花裕大が演じて良かった。役柄にぴったりすぎたわ。

推しの初主演舞台がケイヤクで良かったな。と思える舞台でした。


タグ:立花裕大
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舞台「Clubキャッテリア」ホストと猫をテーマに“虚構”にせまるエンタメ [舞台]

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舞台Stray City
シリーズ「Clubキャッテリア」
 20235


★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)


品川プリンスホテルステラボール


脚本  かが屋 
演出  末原拓馬(おぼんろ)
企画・プロデュース  荒牧慶彦


出演者
クロ 石川凌雅
ミケ 泰江和明
シャム 田中涼星
スコティッシュ 廣野凌大
ベンガル 福澤侑
ソマリ 持田悠生
ブルー 笹森裕貴
ラガマフィン 立花裕大
ラグドール 荒牧慶彦


夜の町カブキマチ。
そこでは年に一度ホストの最高峰を決めるホワイトナイトが開かれる。
野良猫のクロとミケはひょんなことからラグドールの経営するホストクラブ「キャッテリア」で働くこととなる。
過去のトラウマから嘘がつけないクロ。彼を支えるミケ。二人は白服のNo.1となれるのか。


キャッテリア.jpg


とにかく出演者が豪華。
さすが荒巻さんが集めただけのことはあるわ。
グッズがランダムであっても問題ないレベル。


イケメンばかりの俳優たちがホストを演じる。
もうそれだけでオタクはうっとり間違いなしの舞台。
しかも歌ありダンスあり客降りあり声だしあり客振りあり…のコロナ以前に戻ったような舞台。
これが最高でなくてなんなのか!!
ということでとりあえず3公演現地で観劇してきました。
チケットが取れていたのは2公演だったんだけど、ラッキーなことに当日券が抽選で当たりまして結果3公演観ることができました。
運を使い果たしたんじゃないかと不安。

そもそもチケットを持ってなかったその公演は人気の笹森回。
当日券抽選の列はおそらく100人超えてたんじゃないかな。
その中から当選9人。キャンセル待ち9人。
まぁこれは無理げーやわといいつつ炎天下の中並ぶこと1時間。
なんと一緒に行ってた娘はあっさり当日券ゲット。
嘘やろ!と叫んだ私もなんとキャンセル待ちに当選。
しかもキャンセル待ちだったけどチケットはご用意されました。
しかも一階真ん中あたりの通路側席。
しかも娘の席とは一番違い。
いや~自分の(娘も)席運の良さに震えました。


チケットの話はもうええねん。
奇跡起きたので話したかっただけ。
舞台の感想。


最高!!!!!!
楽しすぎた!!!


曲に合わせて客も手振りがあったんだけどこれも楽しいし、何と言っても曲がもう最高で。
耳に心地よいし、キャストのダンスもかっこいいし、楽しい!としかいいようのない舞台。
キャストはペンラを振りながら客席通路を歩き回ります。
気づいてもらえたら推しからファンサもらえます。
私は推しのうちわ持ってたんで、しっかりファンサもらえました(涙)
うちわに気が付いた推しは、目を見開き笑顔でペンラ振りながら片手で猫手。
ひょえええええええええという叫びを心の中で上げながら記憶を喪失。
近くにいた娘が「すごいやん!しっかり確定ファンサもらえてたやん」と言われそうか私ファンサもらえたんや…と実感する始末。
いや最高すぎる。


舞台の中身。賛否両論あったようだけど、私的には見ごたえあり、感動あり、そして考えさせられる内容でした。
ホストというのは嘘だらけの世界。
マッキーのセリフ「嘘まみれの世界だとしても僕たちがお客さんに与える幸せにだけは絶対に嘘はないから!」
これが沁みた。
NO.1ホストであるブルー(笹森裕貴)のセリフ「俺たちと話すたった数秒のために客はお金を落とす」これもね真実なわけよ。
ホストとは違ってても推したちと話したり会ったりするために私たちオタクはお金を湯水のように使う。
なんだったらホストのように直接話して甘い言葉をもらったりすることすらない。
舞台上の姿しか知らない。
推しの真実の姿なんて知らない。
勝手に想像してるだけ。
でもね、それでもまっきーの言葉が全てを物語ってるんよ。


推しの姿を舞台で観れるだけで幸せ。
推しが楽しそうに幸せそうにしてるのを観るだけで幸せ。
舞台のチケットが当たって観劇してグッズ買って…それが幸せ。


あほみたいかもしれん。
オタク以外の人からみたら完全に頭おかしいと思えるかも。
それでも本当に推しがいるから幸せなんよ。
推しの存在だけで頑張って生きようと思えるんよ。
ちゃんと幸せもらってるんよね。
まぁ払った金額に見合ってるのかというとよくわからんけども。


この舞台はホスト設定だけど、俳優とかアイドルとかそういう職業にも当てはまることが多かった。
だから推しとファン…ホストと客…という違いはあっても共感したり刺さる言葉が多かった。
そしてプロデューサーである企画担当のまっきー荒牧慶彦さんの言いたいことが詰まってる気がしたんよ。
お互い(俳優もファンも)虚構かもしれない、けれどお互いが与えあっている幸せには嘘はない。
これね。
ファンが幸せもらってるのと同じように、俳優側も幸せもらってるんだよ…と言いたかったんじゃないかと。
都合よすぎる解釈かもしれないけどね。
虚構を見せてはいるけどファンに与えている(はず)の幸せと自分(俳優)たちがもらっている幸せは嘘じゃない。
俳優側からしたらさ、ファンがいるからこそ舞台に立てるし次の仕事がある。
チケットやグッズの売り上げいかんによって人気があるかどうかがわかる。
Twitter
やインスタで直接ファンからの感想もらえたり、配信で反応してもらったり、それって絶対嬉しいと思うんよ。

普段あまり推し側からの感想とか想いって想像するしかないんだけど、この舞台観るとお互いさまなんだよなぁと思えて推し活が無駄じゃないって思えた。


あとね、まぁ推しとファンの関係性だけじゃなくて、成長物語としてもしっかり描かれていたと思う。
クロは亡くした母親の言葉により嘘がつけない体質になる。
嘘をつくと発作がおこり、本当の事しか言えない。
いつもそばにいるミケ。
彼はクロの嘘がつけない体質を素晴らしいと思ってる。
でも実は彼はクロに嘘をつき続けている。
だからこそ余計に真実しか言わないクロを尊敬し大好きで守りたいと思っている。
この二人は共依存の関係にある。
お互いがいないと生きていけないくらいの共依存。
それがミケの嘘が判明することで二人の関係は崩れてしまう。
ミケは嘘をついていた罪悪感から、クロは信頼していた相手が嘘をついていたことで怖くなってしまい二人は離れてしまう。

ホスト仲間の告白により、相手の幸せを願ってつく嘘もある…とミケは気がつく。
嘘を悪い事だと思い嘘をつく人をクズだと考えていたクロ。
けれど相手が何を考えているのかを想像し、嘘にも色々あるのだと悪い事ばっかりではないのだと気がついたクロは自分も嘘を言えるようになる。
ミケの幸せのため彼を守るための嘘をつくクロ。
ホストは嘘ばかり、嘘は相手をいつか傷つけるのだ…と思っていたクロの成長譚。
なかなか考え深いテーマだと思ったわ。


嘘が良い事だと言っているわけではなく、あくまで相手を守るためにつく苦しい痛い嘘が存在する…という感じかな。
嘘をついているのも地獄なんだよ、それなりに、というシャムのセリフ。
嘘=悪い事、ではあるんだけどね。
相手が何を想ってその嘘をついたのか…を想像しろとシャムがいう。
そういうシャム自身もクロを守るために嘘をついている。
それを知ったクロがシャムにごめんと謝ると、シャムは「ありがとう、と言って」と。
このセリフも考えさせられたなぁ。


ホストという虚構だらけの存在を客に幸せを与える存在として捉えるのも良かったし、それを推しとファンの関係を彷彿とさせながら感謝を伝えてる舞台…と私には思えた。


純粋に舞台としても面白かった。
ところどころ笑えるし、なんせ推しが女装してお客として出てきたときは笑ったわ。
おまけに可愛いのなんのって。
なんであんなに女性の演技うまいのw
そのシーンは日替わりでお客を演じるキャストがかわり、アドリブ満載で本当に面白かった。
全回DVDに入れて欲しいわ。
たぶんそれぞれのキャストを当て書きしてるんだと思う。
それぞれのキャラが俳優本人を彷彿させるキャラ設定がなされてたのもポイント高い。


キャスト以外に女性が出てこないのもファンの考えを読んでるよね。
女性役をキャストにさせるところなんかオタクの心つかんでるもん。
そして猫設定。
これいらんのちゃうの?という意見もあるけど、猫だからこそ可愛いしぐさがあったし猫だからこそ野良という設定が作れたとおもう。
猫風の振り付けも随所にあり、推しが猫手や猫耳するのを嫌いなファンはいない!!
この部分もオタクの心鷲掴みしてるわ。


まだまだこの舞台の楽しいところがあって、ホールのすぐ隣でコラボカフェが設置されてる。
キャストの等身大パネルがあったり、キャラドリンクがあったり、ビデオが流されたり。
ドリンクやフードを頼むとキャストのコースターがもらえたり。
予約必要だけどここもキャッテリアの世界観に浸れて楽しかった!!


まっきーのファンを楽しませたい思いがたくさん詰まった舞台の集大成だと思った。
客降りもそうだし、キャストをホストとして着飾ったり、女装させたり、猫設定だったり、歌とダンス、カフェ、全てがファンのためファンが喜ぶであろうことを想像してくれたんだと思ってる。

この舞台チケットが高額転売(最前列、通路席が定価の10倍の値段で出品)されてたことがあって本人確認があったんよね。
その本人確認が全員ではなくランダムで良い席のみされてて本人確認できなかったら追い出されてた。私が観た回でも外に出て行った人がいた。
このことで炎上しちゃって、まっきーの悪口書く人もたくさんいた。
これめちゃくちゃ哀しかった。
高額転売は良くないけど、どうしてもいけなくなった人の分は友達なり身内なりに代わりに行ってもらうことは悪いことじゃないと思う。
でも高額転売と定価譲渡の区別がつかない限りは本人確認もいたしかたないとも思う。
やり方がね、全員ではないのとスタッフによって確認手段がまちまちだったり確認書類も違うのが良くなかった。
当日でも行けなくなった場合はそのチケットが当日券として販売できたり、なんらか方法が確立されたらいいね。
本人確認はスタッフ側にも客側にも負担がでかいし気持ちいいものではないからこれも良い方法があればいいのに。

人気舞台だからチケット取れなくて、それなら余った人から買いたい気持ちは痛いほどわかるし、私も欲しいもん。
本人確認の不手際はすべてがまっきーのせいではないし、高額転売を無くしたいという演劇業界全体そしてお客さんのことを考えたからこその本人確認なんだと思ってるから運営を責める気持ちにはならないな、私は。
でもやり方がまずかったのは確かだし追い出された人たちの悲しみ(自業自得という声もあるけど)を思うと胸が痛むのも確か。
人気舞台はチケットが取れない…これは真実だし、たまたまいけなくなったチケットがあるなら欲しいのも当たり前。
先行がいくらあっても全落ちすることなんてざらにある。
私も何度も何度も経験してる。
それでも観たい!という気持ちに付け込んだ高額転売はひどいとは思うしなくなって欲しいとも思ってる。


まぁ舞台チケットの闇も見れた舞台だったけど、総評としてファンにとっては最高に楽しめた舞台だったと宣言して終わります。


はぁ~夢の時間を過ごせた。
キャッテリアを作り上げてくれた全ての人に感謝!!!!


で、続きはいつになりますか??
またチケット争奪戦にはなるだろうけど。
いや次のキャッテリアの方がチケット取れなくなることは必須だな…。
それでも観たいです。














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舞台「特殊ミステリー歌劇心霊探偵八雲-思考のバイアス」小説原作のミステリーを舞台化 [舞台]

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舞台「特殊ミステリー歌劇心霊探偵八雲-思考のバイアス」
 20233

★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)

Mixalive TOKYO Theater Mixa(池袋)
原作  神永学「心霊探偵八雲INTIAL FILE 魂の素数」 
脚本・演出  三浦香

出演者
八雲 後藤大
御子柴 笹森裕貴
矢口 永田聖一朗
飯塚 井阪郁巳
中谷 健人
後藤刑事 立花裕大

隻眼で左目が赤く死者の魂をみることができる斉藤八雲。
数学者の准教授である御子柴岳人。
大学生の八雲はひょんなことから学生課の女子職員に憑依している女の子の霊をはらうことになってしまう。
八雲の持つ特殊能力に気づいた大学準教授の御子柴はその現場に自分を連れていくことを要求する。
そして幽霊の存在証明、あるいは非存在証明をめぐる二人の推理合戦が始まる。

 

心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理

心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理

  • 作者: 神永 学
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

心霊探偵八雲 INITIAL FILE 魂の素数

心霊探偵八雲 INITIAL FILE 魂の素数

  • 作者: 神永 学
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/12/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
ラッキーなことに3公演分チケットが取れたので東京に遠征して観劇。
ただのミステリー舞台ではなく、歌劇とつくのは劇中ミュージカルっぽく歌が入るから。
これが意外とハマってて決して舞台の真剣味をなくすことなく導入されてて面白かった。

どんでん返しもいくつも設定されていて、なかなか視覚的に難しいと思える謎をうまく舞台で表現してて楽しかった。
ちょっとした違和感を感じてはいたんだけど、ああなるほどね、やっぱりそういう事か!みたいな事とか。
もっと深く物語の核心に触れる犯人の行動原理とか。
ラストまで観たらわかる真相にめっちゃ楽しめた!

心霊探偵八雲.jpg

主人公の八雲を演じる後藤大さん。
これがミステリアスな雰囲気イケメンで役柄にぴったりだった。
頭の良さ、人と関わりたくない感じ、トラウマも持ってる…複雑な役柄を自分のものにしてた。

八雲とW主演の御子柴を演じる笹森裕貴さん。
この方もめっちゃハマり役。
変わり者でなんでも確率論で話す。
ただ変わり者ってだけじゃなくて笹森さんが演じることで、かわいらしさ満載だったわ。
行動も口調も白衣もかっこいいんだけど、可愛さがにじみ出るシーンがたくさん。
これはファンにとってはたまらなかっただろうなぁ。

御子柴に絡んでくる矢口という役柄を演じた永田聖一朗さん。
最初っから奇声あげたりぶっ飛んだキャラ。
それでも嫌な感じにならず、これも可愛さ満載なのは永田さんの人徳だな。
原作では女性で御子柴にloveらしいんだけど、それも上手く男性に落とし込んでたわ。
真面目に演じる時と、ふざけてるときとの落差が良かったな。
それは御子柴も同じだけど。

そしてなにより、私の最推しである立花裕大演じる後藤刑事。
彼の存在が舞台に笑いと華やかさを運んだと断言するわ。
原作では小太りのおっさんらしいね。
立花さんは真逆の細マッチョスタイル抜群超絶顔面国宝イケメンです。

後藤刑事、声が大きくてがさつですぐ「ぶっ殺すぞてめぇ」などと暴言を吐く役柄。
でも中身は暖かい人のお世話が大好きな人情家。
ちょっと~中身は立花さんと同じやんか~(いや知らんけど)。
まったく違和感のない役柄。失礼かもしれんけど。
暴言以外、本人も演じやすかったんじゃないやろか。

彼と部下の刑事たち二人が出てくると笑いが起こる。
楽しい場面が多かった。
ミュージカル仕立てのシーンなんか何度見ても笑った。
アドリブだらけで、三人で毎日打ち合わせて変えてたんだろなという微笑ましい仲の良さもうかがえて毎日観ても飽きない舞台になってた。

初日と比べて毎日毎日緊張がほぐれていっててアドリブもどんどんすごくなってて本人たちが楽しんでるのが観客にも見えてほんと楽しい舞台だった。

基本はミステリーなので、女性職員にとりついている女の子の霊とかその理由、八雲に見えている他の霊とか、霊が見えない御子柴の推理とか、結局の黒幕は誰なのかとか、ちゃんとお話自体が興味深くのめり込んで観れた。

サブタイトルにもなっている思考のバイアスが鍵でもある。
バイアスがかかると見えてるものも見えなくなるし、思い込んでしまう。
その誤認を御子柴が指摘するのも良かったな。
決して八雲は完全ではないってこと。
彼もまたまだ大学生であり、バイアスに囚われることもあるというのが良かった。
彼の弱さ…みたいなものもきちんと描いてて親しみを感じることができる。

歌劇なので歌が結構使われているんだけど主題歌がめちゃくちゃ良かった。
耳に残るメロディーと歌詞、そして振り付け。
何度も見たいしできればMV出してほしいくらい。
この舞台DVD化されないのかなぁ。

千秋楽を配信で観たんだけど舞台って生ものだなぁと寂しくなった。
終わったらすべて終わり。
もう二度と生では同じ舞台は観れない。
観ているだけの私ですらこんな寂しいんだから、演じている役者さんたちはどれほどだろうね。
長い稽古期間を経て本番。
何週間も同じ演技を繰り返す。
それでも日々感じることは違うだろうし、観客の反応で変わることも多々あるのだろう。
舞台上でその役柄で生きる。
終われば自分に戻る。
その繰り返しである役者さんたちってなんかすごいな。
最近の舞台は配信があるけど、できるだけ直接観劇したいと思ったわ。
まあ関西なんで東京遠征はそうちょくちょくはいけないので配信があることは感謝しかない。
それでも一公演でもいいから生で観たいな~と決意新たにした舞台でした。
推し演技も歌もダンスも笑顔も最高でした。
観るたび彼の演技に驚かされるから伸びしろ半端ない人やなと思う。
これからも推しの舞台は見逃さない!!ように頑張る。


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舞台「朗読活劇 信長を殺した男2023」講談と朗読と最小限の動きの舞台 [舞台]

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「朗読活劇 信長を殺した男」
 2023427日~430


★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)


東京芸術劇場 シアターウエスト
原作「信長を殺した男~本能寺の変431年目の真実~」
漫画 藤堂祐
原案 明智憲三郎
ヤングチャンピオン


脚本 岡本貴也、江頭美智留

演出 岡本貴也


Wキャスト

桔梗―ききょう
明智光秀…相葉裕樹
織田信長他…立花裕大
豊臣秀吉他…安井一真
徳川家康他…加藤良輔
煕子/玉【ガラシャ】…小宮有紗


木瓜―もっこう

明智光秀…陣内将
織田信長他…健人
豊臣秀吉他…吉高志音
徳川家康他…葉山昴
煕子/玉【ガラシャ】…黒沢ともよ


あまりにも有名な本能寺の変。どうして明智光秀が主君である信長を討ったのか…その謎に新たな角度から真実に迫る。





私は桔梗チームを観ました。
出演の役者さんが全員素晴らしかった。
推しは言うまでもなく。

信長を殺した男2.jpg

そして明智光秀は謀反を起こした悪者としてではなく、愛する者たちを守るため主君を討った自分の信念に生きた男として描かれている。


この説にはなるほどなぁ…と思わされた。
いやまぁそこまで歴史に詳しいわけではないんだけど。

織田信長を殺した男.jpg


この舞台は、朗読、講談、そして最小の動き、で作られている珍しいパターン。

セットは組まれているけれど、基本演者さんたちはそれぞれの卓の前に座り朗読する。
そして語り部が次々と変わる講談を挟みつつ物語が進んでいく。


この講談が良かった。

それぞれの思惑、心情、動きが講談によってリアルに理解できる。
朗読劇だと演者さんの心情までは想像するしかない。
口調だったり表情だったりしかないから。
でもきちんと動きや気持ちを講談で教えてくれるのでまるで演者さんたちが生き生きと動き歩き回っているかのように感じられる。
演者さんたち基本は卓の前に座っているだけで動きは上半身のみなのに。


このパターンはめっちゃ良かったな。

しかも演者さんはそれぞれの役柄以外に語り部としても講談される。
主人公明智光秀を演じる相葉さんは語り部はなかったけどね。


この相葉裕樹さん、初めて観させて頂いたと思うんだけど顔も声もとても素敵。

めっちゃ好み。
それに演技もすんごく良かった。
人の良い、そして妻を一途に愛する男、明智光秀を違和感なく演じておられた。
演技に笑顔、そして声の張り、主人公にふさわしい貫禄。
推しが居なかったら好きになってたわ。


豊臣秀吉他を演じた安井一真さん。

この方もまた秀吉を演じるにあたりめちゃくちゃ嫌な感じで(誉め言葉)印象深かった。
他にも家来や足軽を演じているんだけど、それぞれみんな嫌な男っぷりがもう最高だった


徳川家康他役の加藤良輔さん。

この方も薄幸の家康に合ってたなぁ。


そして唯一の女性、小宮有紗さん。

明智光秀の妻、娘、そして語り部としてたくさんの女性を演じておられた。
眼が大きくてめちゃくちゃ可愛い方。
舞台が初めてだと言われてた気がしたけど、そうは思えないほどの声。
活舌も良く聞き取りやすかったし、なんせ迫力があったわ。
あんなか細い小さい可愛い女性が、本能寺での戦を迫力のある声でしっかり講談されてたことが驚きだった。

そして私の愛する推し、織田信長他役の立花裕大さん。
和服が似合う似合う。
顔が濃ゆくて武士になっても強そう。
そして最初に少し語り部をしてそのあとは織田信長として、舞台セットの上方に鎮座。
彼の声は大きくてよく通る。
そして活舌よく話すために口を大きく動かす。
その結果はっきりと聞こえるし、もともと声がよく響く人なのですんごく舞台向き。
まぁその分、どアップになる映像方面にはあまり向いていない感じではあるけども。
でもなんか最近微妙な表情の演技や声色がすんごくうまくなってて感動したりもしてる。
推しはどんどん成長する男!

推しは普段にこにこにこにこしててほんわかした方なんだけど、信長という魔王にしっかりなりきってた。
ものすごい迫力だった。
顔面と目力は確かに普段から最高レベルにあるんだけど、口調、そして睨みつける眼力、すべてが信長というカリスマ性のあるそして自らの権力に溺れていく男を本当に上手くあらわしてた。
側近の全幅の信頼を置いていた男に裏切られたと知った信長。
どれほどの悔しさと哀しさ、そして無念だったろうか。
光秀をこれほどまでに信頼していなかったら起こらなかったであろう悲劇。
それでも立花裕大演じる信長はラスト片頬に笑みを浮かべる。
自らに対する皮肉もあったろうけど、光秀に対する称賛もあったのではないかと感じた。
そして自分が作ってきた戦乱の世でいつかこうやって自分も討ち取られる日が来るであろうことも予見していたんだろうな。
それが光秀によるものだったとは予想もしていなかった、だからこその笑みだと思う。

ああ、こういう演技もできる人なんだ…と改めて知ったわ。
常にイケメンで明るくてリーダー的ででもちょっと抜けてて…みたいなイメージを払拭したね。

舞台演出も素晴らしかった。
紙吹雪を効果的に使ってた。
信長が切腹するときに紙吹雪をぱぁっと撒くのはうっとりしたわ。
そして舞台から退出するときに舞う大量の紙吹雪。
ライトで赤く照らされた大量の赤い紙吹雪。
とても不穏でそれでいて凄まじいほど美しい。


言葉と表情だけで演じないといけない朗読劇。

彼は朗読劇は何度か出演しているので勝手はわかってるんだろけど、そこに講談が加わりそれぞれの役柄も変わっていくスピード感溢れるやり取りは初めてだったろう。
彼は今、人気絶頂にあるので出演作が目白押し。
この朗読劇もきっと練習量は少なかっただろうと想像できる。
出演舞台の合間にこの朗読活劇を挟み、そしてすぐまた舞台。
他の方々と共に練習する機会も少なかったろうと思う。

ファンからみて大丈夫かな、と心配するほどの過密スケジュール。
でも彼はいつもファンの期待を越えてくる。
笑顔で元気にファンの前に立ってくれる。
今回の信長役もかっこよかった。
また新たな可能性を見せてくれたわ。
これ時代劇もいけるな…と。
ぜひ出演して欲しいわ。


5月中旬から「キャッテリア」ホスト役。

5月下旬 ファンイベント
7月中旬から「ケイ×ヤク」W主演の一人。公安警察役。
9月「刀剣乱舞 すえひろがり」ミュージカル刀剣乱舞野外祭り
秋「ナナシ」死神役


わかってるだけでもうこれだけ決まってる。

舞台だと稽古に一か月以上かけるから暇がないのは素人でもわかる。
この合間に配信だったり、グッズの撮影だったり、雑誌等の取材が入るし。
出演が多いのは嬉しいけど、身体壊したりしないかな~と親目線で心配にはなるな。
最近、同じ2.5次元界隈の俳優さんたちが入院したり、舞台降板したりするのが相次いでいるので余計に不安ではある。


まぁそんなことを親でもない私があれこれ言うことではないけどもね。

ファンは推しを応援するだけ。
グッズ購入し、チケットを買い、遠征するのみ。
推しを応援する手段は、購入と舞台を観に行くことしかないから。
立花裕大の出る舞台は常にチケットが取れない(ファンとしては大変だけども)状態を作らねば!と思ってる。


推し活のおかげで幸せ多いし、毎日楽しいし、舞台とか映画観ることで色んな知識、そして感情を得ることができてる。

唯一のデメリットはお金かかる。。。。
その辺は優先順位をつけながら楽しみたい。


次の舞台が楽しみ。

次はホストの立花裕大が待ってるのでもうめちゃくちゃ楽しみで楽しみすぎて仕事も頑張ろうと思えるわ。
彼は不器用そうなのであまりホストには向いてない性格な気はするけど、なんせ顔面が国宝級なので全て許せるわ。
5/24の段階ですでにホスト舞台は終了。最高だったのでまた長い感想書くと思う)


チケット争奪戦もグッズ争奪戦も大変だし、ファンにとっては現在が戦乱の世だけどそこを楽しんで生きていきます。

 



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