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映画「search/サーチ」娘が行方不明に…すべてがPC上で行われる映画 [映画]

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「search / サーチ」 2018102分アメリカ映画

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 アニーシュ・チャガンティ
出演者 ジョン・チョウ デブラ・メッシング ミシェル・ラー

16歳の娘が突然失踪?!
母親を病気で亡くし父子で暮らしてきたマーゴット。
友達の家で勉強すると言ったあと、行方がわからなくなる。
父のキムは必死で娘を探そうと彼女の残したPCで検索し続ける。
そして衝撃の真実が…。

search/サーチ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2019/09/04
  • メディア: Blu-ray

いや~びっくりした!
全然内容を知らずに観たから。
この映画、すべてがPC上で行われるんよ。
えーと説明しずらいんだけどね。
デスクトップ・サスペンスというらしい。

サーチ.jpg

16歳の娘の行方がわからなくなり警察に捜索願いを出す父。
彼女の友達に連絡を、と言われても誰一人友達がわからない。。。
ここさ~。
身につまされたわ。
私も娘の友達の連絡先なんてわからないもん。

キムは娘が残していったPCから友達を探す。
Twitter、Facebook、Messenger、Instagramなど、普段私たちが使っているアプリを使って捜索する父。
そして自分が知らなかった娘の姿を知ることになる。
知っていると思い込んでいた娘は別の想いを抱えていた。

親がなんでも知ってると思っているのはせいぜい小学生くらいの時だけかも。
中学生くらいになってくると、親の知らない交友関係だったり、SNS上の友達だったり、もう子供のすべてを把握しようなんて無理になる。

娘はこういう子だ…と思っていてもそれは一部でしかない。
子供はいつまでも子供ではないんだよね。
一人の人間で親の知らない世界をちゃんと持ってる。
そして親はそのすべてを知る必要はないのかもしれない。
親に見せる顔と友達に見せている顔はきっと違う。
だから親ができることって、不安だけど子供を大きな世界へと飛び出させて、いつでも戻っていいよ私たちはいつもここにいるから…と教えなきゃいけないんだね。

と、なんか親の在り方みたいなものを突き付けられた気がする。
ていうか、めちゃくちゃ斬新な映画!!!
すべてPC上の画像で話が進むんよ。
例えば父親がMessengerで娘とやり取りしたり、スマホとfacetimeで話をする。
そして何度メッセージを送っても娘からは返事がない。
どうなったのかは、ネット上のニュースを観ているという形でわかる。
でもそれでちゃんと意味もわかるし、知りたいことは全て見せてくれてる。
すごいなぁ、こういう使い方、撮り方があるんやねぇ。
これはほんとびっくりした。
まぁ警察ともfacetimeで連絡取りあうのはちょっとね不思議やけど。
そういうこともあるんかな。

今はPCだったりスマホだったりそういうものに全ての情報がある…と言えるわけよね。
その人のことを知りたければその人のスマホやPCを調べればいい。
これって怖いことだと思ったわ。
ただある意味では全てが残ることによって知りえることも増えたってこと。
交友関係だったり、その人の興味があることだったり、ネット上での人格だったり、全部わかる。
やっぱ今は昔とはほんとに変わったね。

SNSの誕生によって人との付き合い方も変わったし、それが良いのか悪いのかはわかんないけどね。
現実社会じゃ絶対知り合わないような人とも繋がることができるわけで。
生まれてからそういう世界で生きている娘と私じゃジェネレーションギャップがあって当たり前だわ。

あ、映画の話から逸れてるな。
とにかく斬新な映画。
それだけじゃなくて、PCで検索するうちにどんどん真相が明らかになり、そして見事などんでん返し!
ちゃんとそのラストにつながる伏線は何度か張られてるんだよね。
後からわかるんだけどさ。

いや~すごいわ。
全てPC上で映画作るなんて誰が考えつくんだろ。
PC上だけで起承転結すべて終えられるなんて。
でもね、違和感もないし過不足もないしリアル世界に沿った展開で、ある意味ネット上のニュースでも観ているかのよう。

これは斬新だったわ。
とにかく気になった方は観て欲しいわ。
こういう作り方ができる世界になったんやねぇ。
いや~ほんと感心しました。
ストーリーもめっちゃ面白かったよ。
え?この人が犯人?え?違うの?ん?そうなの?まぢかーー。いやでもなるほど!!!!!ってなる。
どんでん返し系好きな方なら楽しめると思う。
超おすすめ!!


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映画「映画刀剣乱舞-黎明」歴史修正主義者と刀剣男子の戦いを描く [映画]

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映画「映画刀剣乱舞‐黎明‐」
2023年日本映画115

★★★★(個人評価 多めならおすすめ)

監督 耶雲哉治
出演者 三日月宗近(鈴木拡樹) 山姥切国広(荒牧慶彦) へし切長谷部(和田雅成) 山姥切長義(梅津瑞樹)

歴史を改変しようとする歴史修正主義者と正しい歴史を守ろうとする刀剣が人間の姿に具現化した刀剣男子との闘いを描く第二弾。
西暦995年、藤原道長と安倍晴明との密談により酒呑童子の討伐が決まる。
討伐に向かう源頼光が時間遡行軍に襲われ助けるために刀剣男子たちが現れる。
しかし酒呑童子の呪いを受け山姥切国広が姿を消してしまう。

映画刀剣乱舞黎明.jpg

映画刀剣乱舞の第二弾。
今回は酒呑童子の呪いを受けた山姥切国広を救うため刀剣男子たちが現代2012年に現れる。

お話としては現代の人々を救うために刀剣男子たちが戦うという相変わらずかっこいいストーリーではあるんだけど。
問題はだね、借りの主として女子高生だったりギャルだったりそういう彼女たちと関わる刀剣男子(付喪神)のわちゃわちゃぶりがもうオタク(ゲームでは審神者)の魂を掴み上げてはぎゅーーーっと絞り上げる展開ってことなのよ。

仲間を殺された酒呑童子が生まれ変わり弟想いのお兄ちゃんとして現代に生きてるとかね、その呪いのために山姥切国広が協力するとか、山姥切長義が時の政府の使いとして政府と協力するとかね、まぁ他にも色々胸キュン(古)な個所も山盛り。
どこを切り取ってみても刀剣男子のカッコよさ、可愛いさ、綺麗さは溢れかえってるんでそこも良し。
ちょっとホラーテイストなシーンもあるのも良し。

ギャルの主に振り回されるへし切長谷部にはもうこれだけで一本映画にして欲しいくらいやったね。
あとね、何と言っても大興奮するシーンはラスト近く。
渋谷にいろんな本丸から派遣された刀剣男子たちがずらーーーーーと勢ぞろいするとこがもう最高すぎて泣ける。

たとえるなら歴代仮面ライダー全員集合とかさ、ウルトラマン全員集合とかさ、柱が全員集合とかさ、それよ。
そして色んな本丸から刀剣男子が来てるってのが最高なわけ。
鶴丸国永とかさ、二人いるわけ。
それぞれ別の本丸から来てるから。
そういうゲーム上の設定を踏まえた映画だったから全審神者を泣かせるんよ。
まぁ実は舞台刀剣乱舞の鶴丸は途中でキャス変があったので、演じる役者さんが二人いる。
その二人共を出演させてくれるなんてすばらしすぎるでしょ。

基本は舞台刀剣乱舞からの刀剣男子なんだけど、ここも全審神者を驚かせた演出が!!
ミュージカル刀剣乱舞から石切丸が登場。
今まで映画刀剣乱舞は基本的には舞台刀剣乱舞のキャストさんたちが出演してたんよね。

ここで少し補足すると、ゲーム刀剣乱舞の実写化には、舞台とミュージカルがあってそれぞれ刀を演じる役者さんたちが違う。
一例をあげると舞台刀剣乱舞の山姥切国広は荒牧慶彦さん、ミュージカル刀剣乱舞の山姥切国広は加藤大悟さんが演じてる。
それぞれ舞台やミュージカルにしか出てない刀もあるしそれぞれ別モノとしてオタクたちは楽しんでると思う。
本丸というのは審神者の数だけあるし、それぞれ具現化している刀も違うしという解釈だからね。

ところが今回の映画で、舞台とミュージカルのキャストさんが一緒に出演していることでこれからの可能性に震えるわけよ!!
舞台とミュージカルの合体っつーかさ。
一緒に出演ということもありうるわけよ、映画の次回作とか。
もうね、ほんと興奮したし感動したし最高だった。

これだけ多くの刀剣男子が揃うこともないし映画はそれを魅せてくれた。
ストーリーも面白かったけどそれよりどの刀剣男子が出てくるのか、どういう形で出てくるのか…というのもめっちゃ大事だから。

うーん、オタクの殴り書きだからよくわからんかもしれん。
すみません。
とりあえず審神者にとっては最高の映画だったんです。
いや、私はと言ったほうがいいな。
全審神者の意見じゃないし。
まるで私がオタクの意見を代弁してるかのように書くのは違うな。
あくまで、一オタクで一審神者である私の感想です。
まったく違う観方をする方も大勢います。
私は楽しかったし驚いたしうっとりしたし観て幸せだった。

第三弾がめちゃくちゃ楽しみ。
また現代にも遠征して欲しいなぁ。
第一弾も面白かった。感想書いてない気がするけど。
つかストーリーに全然触れてないけども。

少しでも興味持って下さった方はオンラインゲーム刀剣乱舞から始めるもよし、映画観るのもよし、舞台もミュージカルも最高ですので一度観て欲しいです。
まぁ刀剣乱舞の沼は深くて一度ハマると抜け出せないのであまり強くは勧められないんだけども。
そりゃあれだけのイケメン男子たちがいれば絶対に誰か一人はハマる刺さることは間違いないです。

今からでも全然遅くないので一緒に刀剣乱舞沼にハマってみません?
人生楽しくなります!これは保証します!

 


タグ:刀剣乱舞
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映画「ダークナイト」バットマンの宿敵ジョーカーとの闘い [映画]

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「ダークナイト」
 2008年アメリカ映画152

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 クリストファー・ノーラン
出演者 クリスチャン・ベール ヒース・レジャー アーロン・エッカート 

マフィアがはびこるゴッサムシティ。
この街には悪を始末するバットマンが出没していた。
そしてここにジョーカーという頭のいかれた新たな敵が。
身内に敵を作り、人の心には正義などないというジョーカーの血も涙もない悪行に、バットマンはどう立ち向かうのか?!

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2012/03/09
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面白かった!!
ハービーのあの顔どうやってんの?
すごいね。あれはメイクじゃないよねぇ。CG
バットマン役の人もめちゃめちゃイケメンじゃないですか!
しかも大富豪って!

ダークナイト.jpg

しかしね、いろいろ言いたいことがあるわけですよ。
お話自体は良かったし、ジョーカーの常軌を逸した行動も良かった。
感動する場面もあった。
あの「10分前にしておかなければならなかった事を俺がやってやる」っつて、悪顔の囚人がやったこと…あれは感動した。
あの場面は良かったよ、確かに。
あの役者さんはあそこが見せ場やったし。
かっこよかった。囚人やけど。悪いことした人やけど。

しかしっ!!!!!!
なぜに、あの船に乗ってる人たちは避難しようとしないのか!
せめて子供だけでもボートに乗せて避難させろよ!
船から川に飛び込む人も皆無かよ!
普通、爆破されると聞かされたらただじっと座って待ってるわけないやろが。
ありえんわ。

おまけにトゥーフェイスになってしまったハービー・デント!
最初はええ人やったやんか!
そりゃ恋人は死んじゃったかもしれんけど誰のせいかは一目瞭然やろが!
なんで刑事の家族連れ去って子ども殺そうとしてるねん!
あほか!
いくらなんでもおかしいやろ!
逆恨みにもほどがあるわ!

まぁ、精神に異常をきたしてると言われたら納得してやってもええけど(どっちやねん)。

あとな、納得できひんことがまだあるねん。
レイチェルや!
あれは綺麗なんか!!!!
そないいうほど綺麗なんか!!!!!!
法令線もあるし、目が垂れてるし、そない取り合うほど綺麗なんかぁぁぁぁぁ!
納得できんわ。
ジョーカーまで綺麗やって言ってたし。
ゴッサムシティでは美人ちゅーことか!
あれか、白鳥美麗みたいなもんか!

まぁ、そりゃ私に比べたら綺麗やと言ってもいいかもしれんけども。
そもそも私と比べるなっちゅー話やんか。

それにレイチェルが安心できる場所に挙げてた、ブルースのペントハウスやけども、あっさりジョーカーが侵入してきたとこちゃうの?
全然まったく安全ちゃうし!!!!!

アルフレッドとルーシャスだけやんか、まともでかっこええのは。

バットマンも心が折れてるような折れてないような。
どっちやねん!
もうバットマンなんかやらない!やるもんか!って拗ねるのかと思いきやそうでもなかったし。
あっさり出動してたし。
よくわからん。

いや、面白かったんやけどね。
結構必死で観てたし、バットマンの車もかっこいいし、ブルースもイケメンやしええねんで?
そこは良かったねんけど、見終わってから突っ込むとこありすぎやった。

ハービー・デントの顎が割れてるのも気になったし、市長の下まつ毛が長すぎるのも気になったし。
いろいろ気になる映画でした(そこかよ)


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映画「崖の上のポニョ」宮崎駿監督作品。人魚姫がモチーフらしい [映画]

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「崖の上のポニョ」
 2008年日本映画101分アニメ

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 宮崎駿
出演者 ポニョ(奈良柚莉愛) 宗介(土井洋輝) リサ(山口智子) 

宗介は五歳の男の子。母親のリサと共に、小さな港町の丘の上に住んでいる。
父親は船乗りで船長。常に海の上におりあまり帰ってこられない。
ある日宗介は海で金魚のような小さな魚を助ける。
人間のような顔を持つその小さな魚をポニョと名づける。
ポニョは人間の言葉を話し、宗介を大好きだと言う。
そしてポニョは海の世界へ帰り、父親に人間になって宗介と暮らすと宣言する。
魔法の力で人間の姿になったポニョの影響で地球は津波に襲われ滅亡の危機にさらされる。

崖の上のポニョ [Blu-ray]

崖の上のポニョ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
  • 発売日: 2011/11/16
  • メディア: Blu-ray

まずはポニョ可愛いな。めちゃくちゃ可愛いな。
半漁人でも可愛いわ。
もこもこパンツがたまらんわ。
しかしね、この映画ってなんかわけわからんね。
登場人物の行動とか言動が意味わからんねん。
例えばリサはなんで津波が襲ってきてるのにもかかわらず家に帰ろうとしたのか。
ふつう子供連れてたらまずその子を危険にさらすことをなにより避けると思う。
まぁ家に光をともすことで船の目印になるから…という理由も考えなくはないけど、それでも危ないやろ。

あと、宗介とポニョの二人を置いてひまわり(老人ホーム)へ行こうとするところ。
あほかと。五歳児置いてどこいく気やねん。
しかも車に積んだ荷物ときたら、トイレットペーパーとかなんか生活必需品が大量に…。なんで????
全然わからん。
普通にポニョを受けれいてる事も不思議やしね。
どこの子やとか気になるやろ。親が心配してると思うのが普通。
どうも町の人にしろリサにしろどっかねじがゆるんでる感じ。

ポニョは海に住む人魚とかそういうふうなちょっと異種な生き物やと理解してるけど、それにしてもじゃほかの妹?達とどう違うのやろか。
だから映画観てても、あれ?なんか…と違和感がありまくり。
説明不足すぎる感じ。

崖の上のポニョ2.png

くらげドームにいる老人たちの足が治ったのとか、海の中で呼吸してるのとか、宗介を全然心配してないリサとか、魔法の一言では片づけられないような。
船で避難してる人たちもなんかのほほんとしてるんだよね。
宗介が子供だけでリサを探しにいくと言ってるのに止めないし。
どういうことなんだろね。
あまりにいろいろ不思議だったのであちこちググってみた。

…なるほど。
いろんな解釈があるんやね。
実は世界は水没してて人類は全員死んでるとか。
宗介だけは生き残ってたけど、ラストは死の世界へ連れていかれたとか。
うーん。深いな。
確かに水の中で白亜紀くらいの魚が泳いでたりしてて異世界になってたけど、あれはポニョの魔法の影響かと思ってた。

でも死の世界だと言われたら納得できる部分が多々あるんだよねぇ。
ただただ可愛いアニメだと思ってみたらなんとなく????ってなって、死の世界とか深い意味が込められてると聞けばそれはそれでなんか嫌な感じ。
世界は水没しちゃったけどみんな生きててポニョは人間になれてめでたしめでたし…みたいな話じゃない感じだよね。
全編通じて違和感があってそれがなんなのかよく考えてみたいので、再度観なおしてみようかな。
今までの宮崎作品も深かったけども、この映画みたいに単純に描かれているのになんか違和感、みたいなのはなかったわ。

母と子の絆…みたいなキャッチコピーが書かれてたけど、そう?絆は全然感じなかったわ。
どっちかというとほったらかし?自由にさせてる?みたいな。

ほんと不思議な映画。
人によっていろいろな解釈が出てくる映画なんだろね。
私にとっては全編違和感感じまくりの不思議なアニメだった。


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映画「インセプション」指名手配されている男が受けた依頼とは.レオ主演 [映画]

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「インセプション」 2010年アメリカ映画148

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 クリストファー・ノーラン
出演者 レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙  

他人の潜在意識の中に入り込み頭の中にあるアイデアを盗む企業スパイのコブ。
妻を殺した容疑で指名手配されていて、家に帰る事ができない。
子供たちに再び会うために、日本の実業家からのインセプション依頼を受けることになる。巨大企業の後継者の潜在意識に、自分が引き継いだ事業を潰すよう植えつけなければならない。
そのために夢の中で夢に入るという難しい仕事になる。
依頼を成功させ、無事にコブは子供たちに逢えるのだろうか…。

インセプション [Blu-ray]

インセプション [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2011/07/20
  • メディア: Blu-ray


なんという複雑な世界なんだろうね、夢ってやつは。
この映画では夢の中の世界というものをこと細かくいろいろ教えてくれる。
自分では夢の中だと気が付いていないこととかね。
確かにこれは夢?と気が付いたとたんに目が覚めたりするもんな。

確か、他人の脳の中に入り込んで…とかの映画は結構あったと思う。
でも夢を構築し、そこへターゲットを誘い込んで潜在意識に働きかけるという映画を考えたとこがすごいなぁと思ったわ。
ほんとはあんましよくわかってないんだけども。
なんとなく理解できるようなできないようなでも面白い。
潜在意識が自分を守ってて、銃で撃ってくるとかさ、すごいよね。
でも夢ってさ、あんなふうにクリアで細部までできてるかな?
もっとぼんやりしたなんていうか自分の周囲だけに風景があるというか。ほかの人は違うのかな。

インセプション.jpg

夢を共有して一緒に行動するのは楽しそう。
コブに妻のトラウマがあるのもいいね。
どうしても潜在意識の中で罪悪感(モルが邪魔する)が出てしまうとかさ。
それで映画に緊迫感が出てきたし。
奥さんがこれが現実かどうかわからなくなるのもそんなおかしい事じゃないしさ。
ずっと夢の中にいたい、と願うことだってあるしね。

睡眠剤の調合師の家の地下でみんなが夢を見てて、その人たちは夢を現実だと思い生きてると言ってた。
そっちの方が幸せの場合もあるかもね。
どうなんだろ。
夢がそれだけリアルなんだったらそっちでもいいじゃんって。
考えてるとよくわかんくなるけども。
どうやって彼が妻とのトラウマを克服するかってのも鍵だよね。

無重力状態とかもどうやってたのかなぁ。すごいよね。
夢の不条理さとかそういうのも出てたね。
あと仲間がみんな結構頼りになるとこもすんごく良かった。
普通だと一人裏切ったり弱かったりするからね。

あとあと、渡辺謙さん!!!!
素晴らしかった!!
ディカプリオにひけをとらないかっこよさ。
もうね死なないで死なないでってずっと思ってたわ。
夢の中の話だっちゅーのにどきどきはらはらしっぱなし。
あかんね。
もう年やね。
どきどきに耐えられないわ。
はらはら系の時間に制限がある系の映画はきつい。
心臓が持たない……気がする。
部屋をうろうろしながら観たらちょっとマシ(なんでや)。

ていうかさ。
結局ラスト、夢なの?現実なの?どうなの!!


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