本「ナイチンゲールの沈黙 上下」田口と白鳥コンビシリーズ [本]
「ナイチンゲールの沈黙 上下」 著者 海堂 尊
★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
眼の癌で入院している中学三年生の瑞人の父親がバラバラにされ殺される。
瑞人の父親は無職で虐待を繰り返し、瑞人の病気に対しても無関心の最低な男だった。父親を殺したのは自分だという瑞人。
それを支えようとする看護師、小夜。
小夜は病院随一の歌唱力を持つ。彼女の持つ能力とは。
同じ頃、有名な女性歌手が肝硬変のため緊急入院。
歌姫が二人シンクロするとき何かが…。
えーと、前作の方が良かったかも。
歌声に秘められたものがちょっと納得いかんかったし。
あと小児科に入院する幼い子供に胸が痛くて最初読めるかな…と不安になったわ。
あかんわ、子供の病気は。
凄惨な事件やのに犯人は…、それにばらばらに切断する意味もわからんかったしなぁ。
ちょっと不満かも。
田口先生と白鳥室長も活躍したんだかしてないんだか。
ただ主要な登場人物は今後の小説にも登場するらしく、それが楽しみだわ。
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