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本「感染」医療サスペンス。息子が誘拐された? [本]

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「感染」
著者 仙川環

★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

ウイルス研究者の葉月は最近高名な外科医である夫との仲が冷え切っているのを感じていた。
そんなある夜夫がどこかへ出かけたあと、前妻との間に出来た一人息子が誘拐される。
身代金を用意したにもかかわらず息子は骨となって戻ってくる。
そしてアメリカでの臓器売買に関わっていたという疑惑が渦巻く中、夫が失踪。果たして夫は関与していたのか。臓器移植を受けた息子は誰に殺されたのか。

感染 (小学館文庫)

感染 (小学館文庫)

  • 作者: 仙川環
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: Kindle版

【ちびっとネタバレあり!未読の方は注意!】

 うむ面白かった。

けどさ~。高額な医療費を払って臓器移植した実の息子を父親が殺すかなぁ。
普通ありえないでしょ。いくら新聞に書かれたってさ。
それを疑わない警察ってのもどうよ。


感染.jpg

まぁ結局は真相は究明されたから良かったけども。
医療サスペンスやけど難しい用語もないし、医者が主人公やけど医療現場は出てこないから読みやすいね。
自分の子供が移植でしか助からないならいくら払ったって移植して欲しいわな。
自分の子が脳死状態になった時に臓器提供できるかっつーとこれまた出来そうもないし。
難しいね。

 


タグ:仙川環 感染
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