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本「ビューティー・キラー1獲物」心身に傷を負った刑事が連続殺人犯と対峙 [本]

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「ビューティ・キラー1獲物」
著者 チェルシー・ケイン

★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

刑事のアーチーは二年ぶり現場復帰を果たした。
女子高生連続殺人事件の犯人を捕まえるために。
アーチーは二年前、美貌の連続殺人鬼グレッチェンに捕らえられ地下室に監禁拷問され体と心にひどく傷を負った。
そして刑務所にいるグレッチェンに今でも精神的に囚われたままだった。
薬に依存し、グレッチェンに執着したアーチーは今度の犯人を捕まえることができるのだろうか。。。

凄惨だね。「傷跡」「戦慄」を思い出したわ。
あれも犯人にひどく傷つけられた捜査官の話やったし。
でもまぁ捜査官が女性やったから立ち直りがまだ早かったかもしれんね。
男の方がひきずりそう。
ビューティーキラー1獲物.jpg

グレッチェンはレクターやね。似てる。
監禁されるとその犯人に生死をゆだねざるを得ない。
そうなると、その犯人に気に入られなければ生きられない。
だんだん犯人に依存し、精神的に逃れられなくなっていく。
これが過去のアーチーに起こったことの一部。
これだけじゃないけどね。

スティーブン・キングのミザリーも女に監禁される作家の話だった。
けど作家は依存することなく彼女に立ち向かっていったな。
まぁ精神的トラウマは残ったけど。。。
あ、同じか。アーチ-と。

一生監禁されることなく生きていきたい、と思う次第です。
なかなか面白かったけど、犯人は意外性はないし、オチも想像つくし、拷問場面はすさまじいのであまりおすすめではないかも。
拷問OKな方はどうぞ(そんなん言われたら読めないわ)。
三部作らしいから続きが出たらまた読もう(読むんかい)。



タグ:殺人鬼
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