本「死神の精度」死神の調査により人間の死が決まる…

「死神の精度」　著者　伊坂 幸太郎 

★★★★☆ （個人評価　★多めならおすすめ）

人間が持つイメージとはかけ離れた、まるでサラリーマンのような「死神」
彼らは一週間の調査ののち、対象者の死に対し可否の判断を下す。
そして”可”と報告されれば８日目に対象者は死ぬ。…。。

死神の精度 (文春文庫)

• 作者: 伊坂 幸太郎
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2012/09/20
• メディア: Kindle版

まぁ大体が”可”になってしまうのだけれど。
死神のキャラクターがいい。
冷静ででもどっかとぼけてて。
不親切なようでいて親切だったり。
人間の味方っぽかったり。

６話からなるお話で、それぞれ対象者には当たり前だけど「人生」がある。
そして６話それぞれが独立しているようで、ラスト繋がっている部分があったりもする。
あと、それぞれのお話に小さな謎があってそれを解く楽しみもある。
人間を客観的に見た感じも面白かったな。

なんか不思議な雰囲気のあるお話。
死神にちょっと親近感を持ったわ。
イメージしてた死神とは全然違う。

確か映画化もされてたと思う。
観てみようかな。

クジラアタマの王様（新潮文庫）

• 作者: 伊坂幸太郎
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2022/06/27
• メディア: Kindle版

ホワイトラビット（新潮文庫）

• 作者: 伊坂幸太郎
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2020/07/10
• メディア: Kindle版

マイクロスパイ・アンサンブル (幻冬舎単行本)

• 作者: 伊坂幸太郎
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2022/04/27
• メディア: Kindle版

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