本「ジャンパー 上下」テレポーテーションってどこでもドアだよね!! [本]
「ジャンパー 上下」 著者 スティーヴン・グールド, 公手 成幸
★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
17歳のディヴィッドは虐待を続ける父親から逃れるためにニューヨークへと家出をする。
身分証明のない自分を雇ってくれる会社などなく、そこでディビィーは自分の能力を使いお金を手にする事に。
その能力とは「遠隔瞬間移動」テレポーテーションと呼ばれるその能力は場所を頭に想い浮かべるだけでその場へと瞬間に移動できるのだ。
能力で違法にお金を手に入れたディビィー。
彼はミリーという恋人も手に入れ、幼いディヴィーを置いて出ていった母親とも再会する。
幸せもつかの間母親はテロリストの手によって殺されてしまう。しかも能力に気がついた政府によって追われる立場にもなる。ディヴィーは平穏な生活を手に入れる事ができるのか?!。
すごい能力やね。
超便利。その場所を一度は訪れる必要はあるけど、便利やわ~。
どこでもドアみたいな。
こういう能力を持つとやっぱり世の中の役に立ちたくなるもんかもね。
私は自分のためにだけ使うけど!(悪)
しかしディビィーは基本良い子。
だからこそこの能力が与えられたのかもしれん。
これが悪人の手にあったら恐ろしい事になりかねんもん。
科学的説明がなされてないのが良かったわ。
なんでかわからんけど瞬間移動できる…本当にそんな能力あったら所詮そんなもんやろしね。
後半のテロリストとの戦いもなかなかスリリングやし、アクションもあるし、一気に読んでしまったわ。
けどディヴィーの前途は多難やと思うわ。
彼を狙うのはアメリカだけじゃなくなるやろし。
世界中から狙われる。
スパイとしても使えるけど、その能力を研究して人為的に与えられるようにできたら無敵やもんな。
まぁ超人的能力というのはあまり持ってもろくなことはないね。
欲しいけど欲しくない…ような。
映画を観てもいいし、この小説読んでもいいと思う。
小説の良い所は、主人公等の心情が詳しく知れるってことかな。
まぁ結果的にテレポーテーションができたら。。。
良いことばかりではない…ということです。。。
コメント 0