映画「インセプション」指名手配されている男が受けた依頼とは.レオ主演 [映画]
「インセプション」 2010年アメリカ映画148分
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
監督 クリストファー・ノーラン
出演者 レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙
他人の潜在意識の中に入り込み頭の中にあるアイデアを盗む企業スパイのコブ。
妻を殺した容疑で指名手配されていて、家に帰る事ができない。
子供たちに再び会うために、日本の実業家からのインセプション依頼を受けることになる。巨大企業の後継者の潜在意識に、自分が引き継いだ事業を潰すよう植えつけなければならない。
そのために夢の中で夢に入るという難しい仕事になる。
依頼を成功させ、無事にコブは子供たちに逢えるのだろうか…。
なんという複雑な世界なんだろうね、夢ってやつは。
この映画では夢の中の世界というものをこと細かくいろいろ教えてくれる。
自分では夢の中だと気が付いていないこととかね。
確かにこれは夢?と気が付いたとたんに目が覚めたりするもんな。
確か、他人の脳の中に入り込んで…とかの映画は結構あったと思う。
でも夢を構築し、そこへターゲットを誘い込んで潜在意識に働きかけるという映画を考えたとこがすごいなぁと思ったわ。
ほんとはあんましよくわかってないんだけども。
なんとなく理解できるようなできないようなでも面白い。
潜在意識が自分を守ってて、銃で撃ってくるとかさ、すごいよね。
でも夢ってさ、あんなふうにクリアで細部までできてるかな?
もっとぼんやりしたなんていうか自分の周囲だけに風景があるというか。ほかの人は違うのかな。
夢を共有して一緒に行動するのは楽しそう。
コブに妻のトラウマがあるのもいいね。
どうしても潜在意識の中で罪悪感(モルが邪魔する)が出てしまうとかさ。
それで映画に緊迫感が出てきたし。
奥さんがこれが現実かどうかわからなくなるのもそんなおかしい事じゃないしさ。
ずっと夢の中にいたい、と願うことだってあるしね。
睡眠剤の調合師の家の地下でみんなが夢を見てて、その人たちは夢を現実だと思い生きてると言ってた。
そっちの方が幸せの場合もあるかもね。
どうなんだろ。
夢がそれだけリアルなんだったらそっちでもいいじゃんって。
考えてるとよくわかんくなるけども。
どうやって彼が妻とのトラウマを克服するかってのも鍵だよね。
無重力状態とかもどうやってたのかなぁ。すごいよね。
夢の不条理さとかそういうのも出てたね。
あと仲間がみんな結構頼りになるとこもすんごく良かった。
普通だと一人裏切ったり弱かったりするからね。
あとあと、渡辺謙さん!!!!
素晴らしかった!!
ディカプリオにひけをとらないかっこよさ。
もうね死なないで死なないでってずっと思ってたわ。
夢の中の話だっちゅーのにどきどきはらはらしっぱなし。
あかんね。
もう年やね。
どきどきに耐えられないわ。
はらはら系の時間に制限がある系の映画はきつい。
心臓が持たない……気がする。
部屋をうろうろしながら観たらちょっとマシ(なんでや)。
ていうかさ。
結局ラスト、夢なの?現実なの?どうなの!!
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