本「特効薬 疑惑の抗癌剤」画期的な抗癌剤と思われたが重篤な副作用が… [本]
「特効薬 疑惑の抗癌剤」著者 霧村 悠康
★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
肺癌を小さくする画期的な薬が発明された。
しかも副作用がなく一日一回の投与により癌細胞が小さくなる。
その薬MP98の認可直前、大阪の大学病院の女医が重大な副作用を見つける。
ある濃度を越えると血小板を壊し大出血を起こし死に至るのだ。
そしてその副作用を発見した研究者が二人殺されてしまう。
巨額のお金が動く薬の認可にまつわる闇が動き出す。
特効薬 疑惑の抗癌剤 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション キ 6-1 )
- 作者: 霧村 悠康
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 文庫
いや~本職の医師が書くだけあって超リアル。
今回も面白かったわ。
刑事も女医も教授もキャラが良かったし。
まぁ悪人がすべて癌で死んじゃうあたりはちょっと納得いかんけど。
ラスト一人得をした人物。
これは納得できたわ。ありえるわ。
しかし病人は医師の言うとおりにするほか手がないからね。
しようと思えばなんでもできるね。怖いわ。
これが一番効く薬です!言われたら使うもん。
今は色々調べられるけど、やっぱり医師の言葉って影響でかいわ。
でも!!!!
世の中お金のためじゃなく人のために働く良いお医者さんがたくさんいると信じてます。
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