映画「最強殺し屋伝説田岡」京都の殺し屋田岡に密着! [映画]
「最強殺し屋伝説田岡」 2021年96分日本映画
監督 阪元裕吾
出演者 伊能昌幸(田岡)
果たして最強の殺し屋の日常とは…。
映画監督が殺し屋を紹介してもらい、彼の日常に密着する。
淡々と仕事として殺しを行う様子を手持ちカメラで追う。
なんか、こういう仕事が本当にあるんちゃうかと思えるくらいふつーのドキュメンタリーに見える。
ぼそぼそカメラマンが質問して、それにふつーに答える殺し屋。
殺しもふつーに電車に乗って、コンビニでお昼ごはんを買って、牛丼食べながらターゲットを狙う。
撃ち終えると「お疲れさまでした」とまた電車に乗って帰っていく。
なんだろ、映画としてはそこまで大きな事件もないし、出てる人も全員知らない人だし、なのにめっちゃ面白く観れた。
テレビで警察24時ってあるやん。
ああいうのを観てる感じ。
自分には他の人の普通ができない、普通のレベルが高すぎると話す。
彼女が欲しくて友達に紹介してもらっていい感じに思えたけど、結局ラインも無視されるように。
ここもあとできちんと回収される。
うまいなぁ。
でも途中アクションシーンが長くて少しだれたかな。
あと田岡以外の殺し屋は禿げたおっさんを除いてみんなちょっと嘘くさい感じ。
これは比較で田岡を普通に見せるためなのかな。
田岡だけがふつーに見えたな。
いや、殺し屋やし普通じゃないねんけどね。
これ、田岡役の人の演技がめっちゃ自然だったから良かった。
ほんとふつーに答えてて、ああこういう感じだよねきっとってすっごくリアルに思える。
そこがこの映画の魅力で面白いとこ!
本当のドキュメンタリーを観てる感じ。
ほんと普通の人なんよ、答え方とか言い方とかが。
でもやってることは人殺しで普通じゃない。
殺し屋仲間もまた面白くてさ。
みんなちょっと癖が強くてちょっと演技臭いんだけど、そこに田岡が入ることによってリアルに思えるんだよねぇ。
殺し屋同士の飲み会とかさ。
もーーーなんかあるあるっぽくてめっちゃ面白かった。
先輩殺し屋のおっさんが若い殺し屋に説教するとことかさ。
ありそう!てか会社でもありがち!
なんかこういう作り方って斬新に思えたし、ほんと面白かったわ。
田岡がかっこよかった。
低予算でもここまでアイデア次第で面白くできるんやねぇ。
これはU-NEXTで有料で観たけど後悔はない!!!
有料っつってもポイント消費しただけやけどね。。
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