本「魔導士と邪神の街 魔都トリノ」キリストの血を持つ吸血鬼の龍。トリノで強力な敵が [本]
「魔導士と邪神の街 魔都トリノ」 著者 篠田 真由美
★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
拉致されたセバスティアンと吸血鬼タジオを救うためトリノに乗り込む透子、ライル、鴉、龍。
そこにはエジプトの邪神が統べる伝説の地下都市が存在した。
龍もそんなには活躍してないし。
まぁ龍が活躍しないのはいつものことか。。
強いんだろうけどわりにその強さがあまり発揮されないのがもどかしい。
どちらかというと、ただの人間である透子の活躍がかっこいい。
彼女が龍に対する愛に気が付いた感じもいい。
透子の考え方や行動は漢なんだよね(笑)
それに比べるとどうも龍のほうがうじうじしている感が否めない。
千年の時を生きる、キリストの血を飲んだ最強の吸血鬼というのが龍、のはず。
なので、彼は、彼が生きていることが許せない冒涜だとしてどうしても抹殺したいヴァチカンから命を狙われる。
あと彼の血を欲しい魔物たちからも。
これって、一生続くよね。
透子も吸血鬼になって龍を永遠に助ければいいのに…。
毎回強い敵が現れて苦戦を強いられる龍。
今回は肉体を乗っ取る手合いが二人も。
これはややこしい。
だって乗っ取られている肉体は知り合い。
でも中身は敵。
これが二人も同じことしてきたらもうわけわからんわ。
このシリーズは吸血鬼もので、恋愛もありホラー要素もありファンタジーなのかな分類としては。
そういう世界観が好きな方はハマるかも。
あまり明るいお話ではないのでダークな感じがお好きな方に。
次のローマでヴァチカン編が一応完結するのかな?
まだ続きを買ってないんだよなぁ。
まずは積んである本から片付けねば。
ということでこの続きはまだまだ先になるな。。
そうすると忘れるんだよね、どこまで読んだか。
記憶力が年々なくなっていく今日この頃。
同じ本を何冊買う羽目になるのか戦々恐々としておる日々です。
買わなきゃいいのに、読みたい本があると買ってしまう。
読むより本を買うのが趣味といっても過言ではないありさま。
ま、いつか読みます。続き気になるので。
コメント 0