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本「悪魔は地下室で歌う」ジョン・ソールお得意の誘拐虐待、娘をもし攫われたら? [本]

「悪魔は地下室で歌う」著者 ジョン・ソール

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

父親の仕事の都合で閑静な住宅地からマンハッタンへと引越しが決まったリンジー。
あと一年で高校卒業なのに‥と憤る。

そのリンジーがオープンハウス(売り家を一般公開すること)後に姿を消してしまう。

ただの家出だろうと簡単に片付けてしまう警察に対し、母親のカーラは必死に娘の行方を捜して回る。

そして他にもオープンハウス後に姿を消した2人の女性がいることが発覚。
事態は連続女性誘拐事件へと発展していく。

果たしてリンジーは無事に見つかるのか!

悪魔は地下室で歌う (ランダムハウス講談社文庫)

悪魔は地下室で歌う (ランダムハウス講談社文庫)

  • 作者: ジョン・ソール
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2007/03/02
  • メディア: 文庫
超常現象は一切出てこないのにこれほど恐怖を煽れるとは。
なんていうか読み進めていくうちに胸が重苦しくなっていくほど。

リンジー達の感じる恐怖、カーラの焦燥感喪失感すべてが重くのしかかる。
感想は‥こぇぇぇぇぇぇぇぇ(怖)!
私だったら耐えられねぇよ!

リンジーの立場にもカーラの立場にもなりたくない。

まぁしかし突っ込みたい部分もなきにしも‥。
結局なんで??みたいな謎も残るし。

それでも人間の狂気、自分の生死を狂人に握られている恐怖は堪能できると思う。
あ、あと娘や夫を亡くす恐怖もね。

想像するだけでぞっとするわ。

ジョン・ソールの作品はどれも結構ぞっとするからホラー好きにはおすすめ。

ルナ58.jpg


わたちなんて可愛いから攫われちゃうにゃ!

【本過去記事】

半沢直樹ドラマの続きが気になりませんか?堺雅人のハマリ役原作「ロスジェネの逆襲」

毎日毎日穴を掘らされたら?!児童文学だけど大人も面白い!「穴<HOLES>」読後感最高です 



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保温、保冷どちらもイイ!ビールも美味しいです!



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