本「ゾンビサバイバルガイド」ゾンビから生き残るために必要なガイド本です! [本]
「ゾンビサバイバルガイド」著者 マックス・ブルックス
★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
ゾンビが大発生したら…。
どこに逃げてどうやって生き延びるのか。
逃走方法、籠城のための必須事項、対ゾンビ戦闘方法、武器、等々来るべくゾンビ大発生に向けてのサバイバルガイド。
著者のマックス・ブルックスは映画にもなった「WORLD WAR Z」ブラッドピット主演作の原作者。
原作小説も読んだし、映画も観たけどめちゃくちゃ面白かったなぁ。。
で、この本はゾンビからいかにして生き残るかのサバイバルガイド。
大真面目です。
なんか何がほんとなのかウソなのかわからなくなってくる内容。
実際にゾンビが発生したと思われる事件も載ってるんだけど、ほんとなのかウソなのか判別できないほどリアル。
まぁアメリカの著者さんなので、対ゾンビの武器が銃であることが日本向けではないかな。日本では一般人が銃を手に入れるのは不可能だからね。
でも銃がなかったらゾンビと戦えないかというとそうでもない。
実際銃があったところで、動くゾンビの頭を狙って的中させられる確率なんて低いから。現役警察官だったとしても無理だろうしね。
ほかにも武器になるものをいろいろ紹介している。
釘抜きなんかは強力な武器になるんだって。買わなきゃ…。
ウォーキングデッドというドラマにハマってからはゾンビ対策になるかどうかで家や建物を見るようになってしまった。。。弊害がすごい。
ここならしばらく籠城できるな、でもあっちの塀はもろいからダメ、とか。
もし今家を新築することになったら、コンクリートの壁6Mくらいので家を囲んでしまいそう。。。
で、この本なんだけど真面目にゾンビ対策について書いてます。
・ゾンビはウイルス感染によって引き起こされる(まだわかっていないことが多い)
・車で逃走するのはダメ、自転車か徒歩がいい(音がするのと道がふさがっているから)
・ショッピングモールに立てこもるのはおすすめしない(ガラス張りはすぐ破られるし、大量の人間が同じことを考え殺到する)
・信頼できる仲間たちとあまり人がいない荒野で防壁を作り自給自足の生活を送るのが良い。
・ゾンビ対策と同じかそれ以上に山賊となった人間を恐れよ。
てな感じかな。
読んでるとまるで本当にゾンビが存在しているように思えてきます。
たぶん私が死ぬまでゾンビが大発生することはないと思うけど、万が一そんなことになったらこの本はバイブルとなるでしょう。
でも読み終わってわかったことは、私は生き残れないな…ということ。
おそらくゾンビを殺せるだけの根性も勇気も体力も知力もない。
とっととゾンビの仲間になってうろうろするのが一番苦しまない方法かもな。
このことからも私って長いものにまかれろ系の人間だとわかるな。
大人数のほうに従ってれば楽、みんなと一緒が楽、という典型的な日本人タイプ。
…そうなのかな。ゾンビなりたくないな。
いやいやいやいや、やっぱり徹底的に戦うぞ!!
と決意を表明したとこで終わります。
ゾンビ対策をしたい方にはこの本は超おすすめです!
←私のゾンビ原点は「ゾンビ」だな。ほんっとにほんっとに怖かった。トラウマ級に。
コメント 0