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映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」やんちゃでどうしようもないワンコと夫婦の物語。人気エッセーの映画化。 [映画]

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「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」
2008年アメリカ映画

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 デヴィッド・フランケル

出演者 オーウェン・ウィルソン  ジェニファー・アニストン  エリック・デイン

子どもが欲しいという妻のため、まずは犬を…とラブラドールを飼うことになった新婚夫婦。
しかしこの犬がまったく躾できず、覚えず、なんでもかんでも食べてしまう超やんちゃなワンコ。
犬に振り回される日々だったが、とうとう二人に赤ちゃんができる。
そしてすぐに二人目の子どもができる。
子育てのため仕事を辞める妻だったが、大変な子育てにいらつく毎日。
そしてそんなときでもマイペースなワンコにますますキレる妻。
夫も記者からコラムニストに変更され一体幸せとはなにかと問う日々。
超いたずらっこなワンコと新米パパママ夫婦の行く末は…。


新婚でラブラブな夫婦。
夫ジョンは記者、妻ジェニーも優秀な記者で二人の将来は順風満帆。
そろそろ子どもが欲しい…と言う妻のため、ジョンは犬を飼うことに。
可愛いラブラドールの子犬を引き取るのだが、この犬がまた超絶やんちゃ。
何でもかんでも食べてしまうし、躾はまったく覚えない。
いつだって大脱走。
家も家具もめちゃくちゃ…。

めちゃくちゃやる犬のコメディかと思って観たけど違ってたわ。
確かにおバカ犬なんだけど、どちらかと言うと家族の物語。
もちろん犬を含めての家族ね。

 

マーリー2.jpg
yahoo!映画サイトより画像引用

 

ジョンは記者としてやっていきたいのだけれど、上司からコラムを書けと言われる。
最初は嫌々しぶしぶ書いていたのだけれど、犬の話題を書いているうちにそのコラムは大人気に。
しかし本人はやはり記者の仕事がしたい。
そんな時ジェニーが妊娠。
初めての子育てにてんやわんやだったが、すぐ二人目が誕生。
子育てのためジェニーは仕事を辞めることに。

二人のチビちゃんを育てることに疲れ果ていらいらするジェニー。
自分だけがしんどい!とジョンを責めてしまう。
仕事を辞めて家にこもって子育てしてるとどうしても精神的に追いつめられるよね。
ここらへんは共感。
自分が欲しかった子どもでしょ?仕事辞めたのも自分の意思でしょ?と言えるけど、本人だってそんなことはわかってる。
それでもやっぱり想像以上に大変な子育てにいらつくのは仕方ないと思うな。
これは子育て経験者じゃないと共感できないんだろうな…。

相変わらずいたずらばかりのマーリーにもきつく当たってしまうジェニー。
もうどっかへやって!とつい口走ってしまう。
もちろん冷静になるとマーリーを手放したりしない…とちゃんと言うんだけどね。

夫婦がつらい時も喧嘩した時も、ちょっと幸せじゃない時も、常にそばにはマーリーがいる。
人生の転機を迎えた時も、赤ちゃんが生まれた時も。
いつもいつもそばにいる。
どんな時もマイペースでやんちゃでどうしようもないけど、マーリーがいてくれることで笑えたり癒されたりもする二人。

三人目の子どもが生まれ、夫がコラムニストの仕事より記者がしたいとわかっているジェニーは、転職してもいいと話す。
そして記者の仕事で誘われた別の会社へ転職、家族は引っ越すことになる。


だんだん大きくなる子ども。
大変だった子育てもだんだん楽にはなってくる。
犬と一緒に遊びまわる幸せな日々。
けれどマーリーには確実に老いが忍び寄っていた…。

というまぁ結末は言わなくてもわかる感じやけども。

夫婦になって、子どもを持つと色々問題も出てきたり、仕事で行き詰ったり、相手に当たったり、そういう悲喜こもごもな日々をいつも一緒に過ごすワンコ。
辛い時も楽しい時も常に愛してくれるワンコ。
こちらが愛すればその倍以上もの愛で答えてくれるワンコ。
家族の一員であり、人生を共に生きるパートナーでもあるね。

 

マーリー.jpg
yahoo!映画サイトより画像引用

 

この映画は夫婦が家族になっていく過程を綴ったもので、決してコメディではない。
もちろんワンちゃんの行動に思わず笑ってしまうんだけど、それだけじゃないんだよね。
結婚ってそうだよね、子育てってそうだよね、仕事ってそうだよね、という共感を持って観れる。
賢いワンちゃんも可愛いけど、おバカな犬もめちゃくちゃ可愛いと思わせてくれる。
…まぁ実際飼ったらめっちゃ大変やと思うけど。

犬も猫も飼ってしまったら家族になる。
でも…。
哀しいことに寿命が人間よりも短い。。。
いずれ別れがやってくる。
これがね~もう想像するだけで泣けてくるわ。
ていうか、実際この映画でも号泣。
もうずっと泣いてたわ。
でもにゃんこ@ルナが寄り添ってきてくれたから感動したわ。
余計泣いたわ。
ただご飯欲しかったみたいやけどそれでも嬉しかったわ。

映画の中で語られるんだけど、犬は飼い主が貧乏でもお金持ちでもどんな仕事についてても関係ない。
ただただ飼い主その人そのものをを愛する。
これなんだと思う。
打算も計算も何もない純粋な愛ってこれだ~って思う。

犬にとって飼い主はものすごく大切で大事で愛する人なんだね。
これが家族なんだと思う。
まぁにゃんこの場合は、飼い主を愛してるのか下僕だと思ってるのかよくわからないところがあるけども。。。

犬の物語ではあるけども、家族の物語である映画ですわ。
人生の中に犬が猫がペットが家族となって一緒にいてくれると、笑いが増え、悲しみが減る気がする。
いらっとしててもそばに寄り添ってくれたら癒される。

 

マーリー3.jpg
yahoo!映画サイトより画像引用

 

ペットを飼ってる人が観たら、ますます彼らを愛そうと思えるそんな映画です。
そして犬が飼いたくなるかも…。

 

ルナ111.jpg

 

え?犬?にゃんこじゃなくて?

【本映画過去記事】
映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」ポセイドンを父に持つ少年が神々の戦いに巻き込まれ…
映画「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ 」天才詐欺師と騙されやすい女子大生コンビが挑むゲーム。勝てば大富豪負ければ…
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mitsuya

海外の映画って動物をつかったコメディーが上手ですよね(^^) ワタクシはベンジーとかわんぱくフリッパーの世代ですが……(¯―¯٥)
by mitsuya (2015-11-14 00:57) 

youyou_s

>mitsuyaさん 確かに外国もので動物ものって面白いですよね。…えーと、今すぐは面白かったものを思い出せないけど。
ベンジーはなんとなくわかりますよ、テレビとかでもやってましたっけ?フリッパーはイルカですよね。これはどんな映画かあまり知らないですけど、フリーウィリーみたいに、イルカと子どもが仲良し…みたいなのですよね。うろ覚え。
こういう動物もの観ると、それが飼いたくなります。
シャチとか(フリーウィリー)。
by youyou_s (2015-11-14 08:18) 

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