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半沢直樹ドラマの続きが気になりませんか?堺雅人のハマリ役原作「ロスジェネの逆襲」 [本]

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「ロスジェネの逆襲」
著者 池井戸 潤 

★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)

東京中央銀行から系列子会社の東京セントラル証券に出向になった半沢。
着任し2か月たった頃、大手IT企業同士の買収計画が持ち上がる。
当初セントラルがそのアドバイザー役になったのだが、親会社である東京中央銀行がその役目を横取りする。
莫大な契約料や成功報酬等、この買収が成功すれば多額の収益が見込めるだけではなく、企業買収のノウハウがあると認められ今後の利益にもつながるビッグチャンスだった。
「やられたらやり返す。倍返しだ」
半沢の親会社に対する反撃が始まる。

いや~我慢できなくてとうとう読んじゃいましたよ。
おそらくドラマ続編はあるだろうけどいつになるのかわからないのでね。
面白くて面白くて一日で読みましたよ。
ていうか数時間で。
ドラマを見てるかのうような臨場感。
そしてはらはら感。
もう半沢は堺雅人でしか想像できないし、中野渡頭取は北大路欣也しか頭に浮かばない。
やはりドラマで覚えた興奮とか、頭脳戦とか、そういうのがめちゃ面白かった。
ただなんていうか、半沢自体はあまり危機に陥らずに(裏切られたりとかね)ぐいぐい成功していく感じやった。
それが物足りないっちゃー物足りないし、胸がすかっとすると言えばすかっとする。
なんていうかどん底から這い上がる半沢っていうのはなかった。
ドラマよりももっと淡々とした人物。
妻も出てこないし、黒崎も出てこない。
でもなぁ、案外、妻とかいらんかもしれんわ。
半沢単体で面白い。
ドラマよりももっと人間離れしてる男って感じやったね、原作は。
ただ、ドラマの場合、タイトルを半沢直樹にしたのが大成功の鍵やったと思う。
名前だけで一体なんのドラマかもわからず、観てみたらおおおおおお~というね。
原作そのまんまの俺たち花のバブル組とかにしてたら安っぽいコメディみたいに思うもん。
あそこまで緊迫感のあるお話とは思わなかったと思う。
ドラマ制作した人の思惑勝ちやね。
しかし面白いわ。
内容はIT企業同士の買収。
これに銀行が絡むなんて知らんかった。
企業買収に関する知識が得られた気がするわ。
役には立たないけども。
これがドラマ化されたら、これに黒崎がどう絡むのかとか、森山(若手証券会社社員)を誰が演じるのかとかめっちゃ楽しみ!!!!!!
続編も読みたいなぁ。
小説は小説の面白さもあるし、ドラマはドラマで違った面白さを感じられるね。
しかし、自分は銀行員にはなりたくないとやはり思った。
証券会社も嫌。
もっとのほほんと生きていたいわ。
半沢がどういう想いで仕事をしているのか、とか、仕事に対する姿勢とかに感銘を受けるね。
どこにいてもどんな仕事でも全身全霊で立ち向かう、プライドを持って。
完全なるサラリーマンのヒーローやね。
自分が正しいと信じた道を突き進む。
例え親会社であろうとも間違ったことをしたら決然と立ち向かう。
こういう人は本来サラリーマン世界では煙たがられて出世もできず、いつの間にか組織に取り込まれておとなしくなるのが普通だと思う。
それをはねのけて気持ちよく勧善懲悪してくれるからすっきりするんだろうな。
いや~ラストもめっちゃ気持ちいい!!!!!!!
続編ドラマ楽しみに待ちます。


ルナ25.jpg

熱い男は好きだにゃー。そばにいると暖かいのかにゃ~。

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