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本「孤虫症」幸せに暮らしていたはずの主婦が失踪… [本]
「孤虫症」 著者 真梨 幸子
★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
優秀な小学生の娘、大手電気メーカー勤務の優しい夫、新築高級マンションに住む主婦は一見何の不満もないような境遇にありながら、週に3人の男と不倫関係にあった。
その不倫相手が全身に紫色のコブができる奇病で相次いで死亡してしまう。
そして主婦にも寄生虫が…。
身体中に虫がいると言い残し右手切断後失踪した主婦の妹と夫は真相を探ろうとする。
重かったわ~なんか。読んでてどんより。
すべての登場人物がどっかおかしい感じで。
嫌ミスと呼ばれる類の小説。
結果犯人とか原因とかいろいろ判明はするんだけど、どこか釈然としないところもあるな。
精神に異常をきたして失踪するかどうかはわからんわけで。
まぁ女のどろどろした嫉妬や妬み、どっか日常に溜まる不満はすんごい身につまされる感じ。
周囲から見てなんの不満もなさそうでも、中に入ればいろいろあるってことやね。
しかし身体の中に虫って気持ち悪すぎ。怖すぎ。
実在する病気だと知ってこれからは豚肉は気をつけようと思いました。
豚肉怖い…結局それだけかい。
この作家さんの嫌ミス好きやわ~。
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