本「特別法第001条DUST」働かないニートは島流しになる法案が可決される [本]
本「特別法第001条DUSTダスト」 著者 山田 悠介
★★☆☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
2011年、国の法律により働かない者(ニート)は孤島に棄てられる事になった。
刑期は500日。それが過ぎれば本地に戻れる。
この島に棄てられた若者は生残れるのか?!
なんか浅い感じが終始つきまとってて、主人公や脇役に感情移入できない…。
こういう時はこうなるよな…みたいな定番が多いにもかかわらず、すべての人間の感情がまるで演技しているかのように感じられる。
なんで好きになるのか、なんでそこまで子供を生むことにこだわるのか、今まで好き勝手に生きてきてていきなりそこで子供にそこまで愛情を感じられるものか、とか全然理解できない。
精神状態が子供だからこそのニートなのに、どうして島に棄てられていきなり愛情深くなったり他人を思いやったりできるのか、とか。
なんかリアリティ薄くてドラマ見てる感覚だった。
設定はめっちゃ良い!
こういうの大好き!
この人の作品て酷評されてるから興味あったんで読んでみたけど面白いとは思うけどな。
酷評されるほどではないと思う。
設定も面白いし、映画化とかしたら面白そう。
なんつってもこれだけの長編を破綻させずに書けるだけでもすごいことやわ。
確かリアル鬼ごっこもこの作家さんだっけ?
思いつく設定がすごい面白いね。
この方の本、積読にまだ何冊かあるので楽しみに読みたいと思います。
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