ドラマ「三体 シーズン1」中国のSF大作小説の実写ドラマ化 [テレビ・ドラマ]
ドラマ「三体 シーズン1」 2024年アメリカ
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
制作 デヴィッド・ベニオフ D・B・ワイス アレクサンダー・ウー
出演者 オギー(エイザ・ゴンザレス) ダーシー(ベネディクト・ウォン) ジャック(ジョン・ブラッドリー)他
全8話 Netflix
中国作家劉慈欣(リウ・ツーシン)のSF大作の実写化。
世界中で科学者が殺される事件が発生し、捜査する捜査官と協力するオギー。
自身も頭の中に現れる不可解なカウントダウンに悩まされていた。
これには1960年代の女性科学者が下した決断が関わっていた。
死んだ科学者が持っていた不思議なゲーム機器を手にしたオギーたち。
オギーの優秀な友人たちもそれぞれがこの事象に関わっていく。
大好きなゲーム・オブ・スローンズの制作陣による実写ドラマ化。
だから映像すごいんだね。
大まかにいうとこの物語は異星人による地球侵略もの。
けれど異星人の本体が地球到達まで400年かかるという壮大なスケールで展開。
シーズン1ではおそらく一巻のみのお話。
原作は積読してありまだ読んでません。
今回ドラマ化されると主人公たちは色々な国の人種に置き換わっていたんだけど原作ではみんな中国人。
名前を覚えるだけで苦労するだろうな…ということで原作にはなかなか手がでない状態。
なのでまずドラマを観てどんなお話かを理解してから読もうと思います。
ひと昔前の中国で、ある女性が異星人に向けて電波を発信する。
地球は救う価値があるか否か。
価値がないと女性は判断しそれを送信してしまう。
そして現代。
科学者が自殺する事件が多発。
頭の中にカウントダウンが表示され自分の研究を止めない限りそれが止まらない。
そのことに思い至ったナノ研究者のオギーは商品開発目前だった自分の研究を中止する。
頭の中のカウントダウンが止まりほっとするオギー。
オギーのオックスフォード大学仲間もそれぞれが色々な事件に遭遇する。
そしてそれが全て異星人からのメッセージであることに気が付き、侵略に備えるミッションを手助けすることになる。
中には異星人に味方する人間も現れる。
その中でどうやって異星人に対抗していくのか。
けれどその戦いは自分たちが死んだあと400年後のことになる。
ものすごい設定。
侵略ものは数々あれどまさか400年後に攻撃しますね!言われるなんてね。
そりゃ遠いんだもんそれくらいかかるよなぁ。
異星人の科学力は今の世界のはるか先をいっている。
けれど優秀な科学者たちが400年も研究したらどうなるかわからない。
そこで異星人たちは科学者の研究を阻止しようと考えたらしい。
地球の優秀な人材を殺さんといて欲しいわ。
実際の攻撃は400年後とはいえ、異星人は今から偵察をしているし様々な妨害工作をしてくると。
どうやって人類は滅亡を阻止するのか…。
シーズン1ではここまで。
おそらく次は主人公たちは全て一新されるんだろうね。
400年あるんだもん。
今回は現代のお話だけどシーズン2はきっと少し未来のお話になるんだろうな。
それまでに原作読んでおきたいけど。
映像が素晴らしいし、8話の中に簡潔に詰め込まれた人間ドラマや異星人の科学力、そして考え方等がスピード感あふれる展開になっている。
異星人と交流しているカリスマ的な人物がいる。
この人物は異星人を神だとあがめている。
ところが交信中にうっかり人間は嘘をつく…と話してしまう。
とたんに異星人は嘘をつくなら人間は信用ならないと交信を切ってしまう。
なんか異星人なりに人間を理解しようとしたふしがあるんだけど、それを一人の人間がだいなしにしちゃうというね。
お互い理解し合うことが可能なのかどうか…そこも今後の鍵だよね。
私が原作読むのが先かシーズン2が公開されるのが先か…。
どっちになるんだろう。
先に映像を観たい気もする。
わかりやすいので。。。。
ちなみに中国ドラマとしても「三体」というのはあるので間違えないようにしてね。
そちらは登場人物は中国人ばかりだし原作に忠実な感じ。
観てないけど。
そちらも観るかどうか悩むな。
色々楽しめる「三体」
私のお勧めはこのNetflix版ドラマです。
コメント 0