本「死霊列車」ゾンビパンデミックもの。必死に生きようとする少年の運命は [本]
本「死霊列車」 著者 北上 秋彦
★★☆☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
東京と出雲で狂犬病に似た症状で感染すれば100%の致死率のダーズ(致死的急性狂犬病症候群)が発生する。感染者に噛まれると感染し、意志感情が破壊され人を襲うようになってしまう。
本州全土でバンデミックが起こり政府は比較的寒さに弱いダーズを避け北海道に主要機関を移す。
ダーズにより家族を失った15歳の少年、翔太は軽油で走るトロッコ列車を運転し途中途中で生存者を拾いながら青森、北海道を目指す。
ところが政府は北海道を隔離するため青函トンネルを閉鎖するという。
残された時間はわずか、それまでに生きる屍(感染者)たちの手を逃れ生き延びられるのか。
ゾンビものにタイムリミットを入れたお話し。
えと今までのゾンビものとそれほど違わない。
スプラッタだしグロイ場面もあるのでそういうの苦手な方はやめたほうがいいかな。
しかし24時間たてば感染者は死ぬんだからなんとかなりそうなもんだけどね。
ちょっと隠れていればなんとかなりそうな気も。
次々噛まれるにしても噛む人間がいなくなれば自然消滅するんちゃうんかな。
映画「28時間後」みたいにさ。
ゾンビの怖さって腐ってもずっと動き回ってるとこやしな。
なかなか死なないとこやん、怖いのは。
24時間経てば死ぬというならそない怖いもんでもない…のかな…どうやろ。
でも読んでる間はどきどきしたり気持悪くなったり(あかんやん)したのでまぁ面白かった。
感染ものゾンビもの大好きなので!
タグ:感染
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