映画「雨を告げる漂流団地」小学生たちが古い団地で漂流する?! [映画]
「雨を告げる漂流団地」 2022年120分日本映画アニメ
★★☆☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
監督 石田 祐康
出演者 航祐(田村睦心) 夏芽(瀬戸麻沙美) のっぽ(村瀬歩)
小学六年生の航祐と夏芽は同じ団地で育った幼馴染。
夏芽は両親が離婚しており、航祐の祖父をまるで家族のように慕い育った。
祖父が亡くなるときに航祐が言った一言で夏芽とは疎遠になってしまう。
お互い素直になれないまま日が流れた。
夏休みが来て、取り壊されようとしている思い出の団地を探検する航祐たち。
そこには夏芽がいた。
そして大雨が降ったあと、いきなり団地ごと大海原で漂流していることに気づく。
一体何が起こったのか。航祐たちは元に戻れるのか。
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小さい頃から兄妹のように育ち仲の良かった航祐と夏芽。
ところが、些細なことで関係がぎくしゃくしてしまう。
小さい頃は男女関係なく遊んでても、小学六年生ともなると自然と遊ばなくなるよね。
今は違うのかな。
監督はこれが長編二作目となる方。
「ペンギン・ハイウエイ」を撮られた方らしいけど、私は未見。
なんとな~く、わけわからん系ちゃうかなと敬遠してました。
今回の映画は、大好きなサバイバル系だと思ったので楽しみにしてました。
全国公開と同時にNetflixでも配信されたので鑑賞。
いや~今はもう映画館に行く必要なくなったねえ。
大スクリーンで観たいと思う以外は行く必要ないやん。
便利な世の中になったものだわ。
夏休みにお化け団地と呼ばれるようになった昔住んでた団地に幽霊を探しに行くことになった航祐たち。
そこにはなぜか夏芽がいた。
気まずい二人。
そこに、大雨が降ってきて気が付けば航祐たちは団地ごと漂流していたというお話。
団地がそもそも浮くかいな!というのは置いといて、夏芽の知り合いであるのっぽの正体やそもそもこれは夢なのか現実なのか…みたいな興味を惹かれる導入部。
色々想像したわ。
夢落ちなのかとか、夏芽は実はもう死んでて…とか(考えすぎやった)。
夏芽が蓄えていた食料や飲み物で最初はなんとかなる。
だんだんたくわえが少なくなってきたとき、いろんな建物が流れてくる。
食料を探すために建物に乗り移る航祐たち。
ここら辺ははらはらさせるね。
流れてくる建物は古い。
昔の建物みたい。
航祐のいる町にあった建物。
でも取り壊されたはずの建物も流れてくる。
ここら辺の意味は全然わからなかったわ。
夏芽が過去に囚われてる風だからそこら辺の都合かな?
団地が漂流しているのも、町全体が水没したからなのか…と思わせるんだけど、流れてくる建物が何かしら思い出のある建物たち。
そのことから町が水没したからではないと推察される。
そして、団地にいた夏芽の知り合いのっぽの正体。
彼がいたからお化け団地と呼ばれていたのか、それとも夏芽がこっそり忍び込んでいたからなのかはわからない。
のっぽの正体はまぁいいんだけど、彼があの団地の精霊だとしたら彼はあそこから出ていくことはできないのでは?
まぁだからこそのラストなんだろうけど。
面白かったのよ。
展開も一体なんでこうなったのか、とか、夏芽のこだわりっぷり(イラっとするけど)とか。
はらはらどきどきするしね。
素直になれない小学生ってのもわからなくはない。
ん~。なのになぜもやもやしたのか。。
私には難しすぎて意味がわからんかったからやな。
一体何を言いたいのか。
映画の紹介にはひと夏の別れ…って書いてたけど、のっぽくんとの別れ?
それとも、子供からの卒業?
その辺は勝手に想像するしかないか。
ただのサバイバル異世界ものでもなく、夢落ちでもなく、青春でもなく。
ごめん、やっぱりよくわからん。
何が伝えたかったんやろ?
まぁこうなるやろな…なラストとか、え?写真あるの?とか、結局航祐と夏芽の仲直りのための冒険?とか、ちょっともやっとする映画でした。
でも展開はめちゃくちゃ面白いし、どうなるのかどきどきするし、意味を色々考えさせられるしこれはこれで良かった。
キャラクターもみんな良かった。
小学六年生にしてはしっかりしすぎてる気もするけども。
私がこの映画観て感じたのは、過去との決別…みたいな感じ?
思い出の中に生きていても何も変わらない、前を向いて…みたいな?
知らんけど。
私はよくわからんかったけど、そもそも映画ってすべてが何かを伝えようとしてるわけちゃうやろし。
これはこれであり!と思います。
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