本「愛と赦しのはざまで」TVリポーターが連続殺人の謎に挑む [本]
「愛と赦しのはざまで」著者 シャロン・サラ
★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
DCで浮浪者たちが何人も姿を消す事件が起こる。
そして今度は裕福なエリートサラリーマンが誘拐され殺された。
事件に関連はあるのか。
テレビレポーターのジャニュアリーは事件の関連性に気がつく。
それは地獄から生還したと言いまわっている一人の男に繋がっていた。
刑事のベンと一緒に事件を追うジャニュアリーにも魔の手が伸びる。
いや~なかなか面白かった。
狂った男の行動やその痛みや、凄惨な囚われ生活等々サスペンスとしてもいいんちゃうかな。
恋愛はつけたし程度。
しかしこのヒロインは好きやわ。
犯人に気丈に立ち向かっていく様や、人の痛みを自分のことのように感じるとことか。
しかし、犯人にも同情を覚えないでもないけど、精神状態が通常じゃないということで罪が軽減されるとは思わない。
特に同じ人間に対する仕打ちっていうのは精神がどうのこうのって関係ないと思うわ。
狂ってようがなかろうが殺人は殺人。
殺意があろうがなかろうが殺人は殺人。
その意味で今の日本の法律にはがっかり。
被害者ではなく加害者を助ける法律にしかなってないから。
てことで本の内容とは関係ないとこでむかついてるけど、この本は面白かった。
さすがシャロン・サラ!はずれはないです。
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