本「赤い薔薇を天使に」読んで幸せになれるヒストリカルロマンです。 [本]
「赤い薔薇を天使に」 著者 ジャッキー・ダレサンドロ, 林啓恵
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
19世紀前半のイギリス。
公爵家の長男スティーブンは誰かに命を狙われ森の中で大怪我をする。
意識をなくしている彼を家に連れ帰り必死の看護をしてくれたのは美しいヘイリーだった。
両親を亡くし弟二人妹二人に耳の遠い叔母の面倒を見るヘイリーはそれまでの上流階級の女性たちとはまったく違っていた。
自由奔放で優しく聡明で明るく裏表のない天使、そんなヘイリーにスティーブンは頑なな心が溶け出すのを感じる。
まぁ当然ハッピーエンドなわけですが、そこに至るまでの過程もいいし、出てくる登場人物が生き生きと描かれ愛らしく微笑ましく読んでいて心温まる。
特に末娘のお茶会大好きなキャリーはとんでもなく可愛い!
彼女の書いた手紙にほろりとさせられたわ。
おもちゃの椅子に早々たるメンバー(貴族)が無理やり座らされ小さなティーカップでお茶をすする姿を想像し思わず笑みがこぼれる。
出てくる人たちが良い人なのはいいね。
読んでて心が暖かくなるし、幸せな気分になれるわ。
みんなが幸せになりめでたしめでたし…なんだけど、すっごく良かったわ。
ほのぼのした。温まったわ心が。
普段ぎすぎすしてるからこういう小説読むのは大事だな。
生活に潤いを!!!
枯れている私にロマンス小説は水分みたいなもんやな。
いや、自分で枯れてるとか言いたくないけど。
今回のように、貴族のイケメンが普段接している貴族の娘とは違う女性に惹かれる、とか。
そういうのはなんやろ、いいよね。
いや別に自分に置き換えてるわけではない…けど…たぶん。
ん~けどロマンス小説が好きってことは、やっぱりヒロインに感情移入して自分に置き換えてるんかもな。
現実世界ではイケメンに求愛されることはないからな(号泣)
あ~王子様が迎えに来てくれんかな!!!!
できれば馬じゃなくて高級車で!!!
いつまでも夢見る少女でいたい!!!!(〃▽〃)ポッ←キモ…。
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