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本「脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち」驚愕の実話。第二次大戦中シベリアでの捕虜の決死の逃亡劇。 [本]

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「脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち」著者 スラヴォミール・ラウイッツ

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

第二次世界大戦中ポーランド陸軍騎兵隊中尉だったラウイッツはソ連にスパイ容疑で逮捕される。

無実なのに拷問され過酷な牢獄生活を送らされたのち、シベリアの強制収容所での25年間の強制労働を言い渡される。

極寒の中、ラウイッツは6人の仲間と脱走を計画する。
そしてシベリアからインドへの徒歩での脱走劇が始まる。?

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)

  • 作者: スラヴォミール ラウイッツ
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 文庫

ノンフィクションというのがすごい。

徒歩でシベリアからインド。
モンゴルを経てゴビ砂漠を抜けヒマラヤを越える。
当然なんの装備もなく水も食料もない。
徒歩。歩き。

ありえん状況の中、同じ脱走者である少女との出会い、別れ、生半可な映画よりよっぽどドラマティックな展開が次々と起こる。

ただただ「生き延びる」事だけを心に念じ壮絶な状況の中歩き続ける彼ら。

戦争の悲惨さも伝わるけれど、それより人間の強さに驚かされる。

しかもヒマラヤではある驚くべき出来事までが詳細に描かれている。
てことは本当に……。

とにかく一度ページを繰ればそこにはいつ凍傷にかかってもおかしくない極寒の世界、灼熱の砂漠、そしてモンゴルの人々の温かいもてなし、ここまで来たのに!思いがけず起こる悲劇等々目の前に信じられない光景が映し出されていく。

これが現実にあった事だなんて。

とにかく、サバイバル好きにはぜひ読んで欲しい一冊。

ルナ128.jpg

 

ヒマラヤで雪男を見た?ほんとにいるにゃ??
↑ネタばれすんの止めてくれる?

【本映画過去記事】
映画「ステキな金縛り」事件の唯一の証人がなんと落ち武者の幽霊?!
本「最後の銃弾」愛した彼女は夫を撃つ悪女なのか?!苦悩する刑事に真実が告げるものとは
映画「そんな彼なら捨てちゃえば?」20代から30代の男女が様々な恋愛事情を抱えながら交差するラブコメディ

 

 

これ欲しい↓



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コメント 3

ojioji

サバイバルもの大好きなので、チェックしました。
ヒマラヤで雪男?
この中に出て来るのかなあ。
山岳ものも大好きなので、よけいに興味津々、
ルナさん、ありがとう(=^ω^=)
by ojioji (2016-03-11 13:49) 

youyou_s

>ojiojiさん これね実話なので余計に面白かったです。まさに事実は映画より奇なり…というやつでした。
実話で、ヒマラヤ山中を歩くシーンがあり、そこで…。
読む前に言っちゃだめですね。これ本当に面白かったのでぜひ読んでくださいね!
by youyou_s (2016-03-11 23:14) 

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by 本が好き!運営担当 (2017-03-17 15:04) 

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