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映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」30代独身女性、普通に生きてても悩んだり苦しんだり…。もし人生の選択を間違えたら? [映画]

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「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」
2012年日本映画

★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 御法川修

出演者 柴咲コウ(すーちゃん) 真木よう子(まいちゃん) 寺島しのぶ(さわ子さん) 染谷将太

すーちゃん、まいちゃん、さわ子さんの3人は10年以上前に同じアルバイト先で知り合った。
それからずっと3人の友情は続いてきた。
すーちゃんは料理好きでカフェの店員をしている。
最近店のマネージャーが気になっている。
まいちゃんはOA機器メーカーの営業でばりばり仕事をこなしているが、実は不倫をしている。
さわ子さんはwebデザイナー。
自宅で祖母の介護をする母と三人暮らし。
それぞれ独身アラサー、人生に悩む世代でありまして…。


益田ミリ原作漫画「すーちゃん」シリーズの映画化。

職業も生活も違う3人が友情をはぐくみながら、それぞれの人生について悩んだり傷ついたり…というお話。

 

すーちゃん.jpg
映画.comサイトより画像引用

 

なんだか独身女性であれば誰しもが突き当たる悩み…という感じ。
親近感。
料理好きのすーちゃんはカフェの正社員。
新しい料理の考案も手掛け、仕事は好きなんだけれど、どこか物足りなさを感じている。
お店のマネージャーがほのかに気になるのだが…。

すーちゃんが主人公やね。
しかし…ね。
柴咲コウ綺麗すぎると思うわ。
普通にカフェにいたら驚くわ。
その辺はちょっとリアルさに欠ける気がする。

あと、まいちゃん。
営業でばりばり仕事しているけど、彼氏は妻子持ち。
最近仕事のストレスと恋愛のストレスでお肌が荒れ気味。
皮膚科の先生から、どれか一つ頑張らないようにするといいと言われ、彼氏と別れる決心をする。
結婚したいと考えている女性には不倫ほど不毛なものはないもんね。
まず結婚はできない。
結婚も子供を持つことも諦めるのであれば、不倫もいいのかもしれんけども。
でもそれも、相手の家庭を壊さないことが条件になるだろうしなぁ。
やっぱり妻子持ちは辞めた方がいいわ。

 

すーちゃん3.jpg
映画.comサイトより画像引用

 

さわ子さんは、母と祖母の三人暮らし。
祖母は呆けていてほぼ寝たきり。
母と二人介護しながら、自宅でwebデザイナーをしている。
出前を運んできたのが偶然昔のクラスメートで、その彼と付き合うことになるのだが…。

と、まぁあまりうまくいく恋愛は描かれていないね。
それぞれ問題が勃発。
一番大きな選択をしたのがまいちゃん。
不倫彼氏と別れ、結婚相談所に登録し、結婚相手を見つける。
仕事を辞め、子どもを産もうとする。
でももし、仕事を続けていたら…独身だったら…と考えてしまう自分がいる。

 

すーちゃん2.jpg
映画.comサイトより画像引用

 

人生の選択って何度も出てくる。
一番最初は高校選びかもしれんし、もしかしたら中学受験の時かもしれない。
もしあの時あっちを選んでいれば…どんな人生だっただろう…と考えない人はいないかもね。
女性の場合、結婚とか出産とか大きな出来事をこれまた選択しなければならない。
まいちゃんは、あのまま仕事ばりばり続けていたら…と思い、すーちゃんは、このままずっと一人で生きていくのだろうか…と不安を覚えている。

結婚を選択した方も、仕事をし独身でいる場合も、それぞれないものねだりになるんかもしれんね。
私もちらっと思うもんな。
もしあの時結婚しないで、あのまま仕事続けていたらどうなってたやろか、と。
おそらく、今の年齢でもまだ独身だったら、このまま一人で死ぬのか…と不安やったに違いないと思うわ。
だから、そういう人生もありだったかもしれんけど、やっぱり今の人生で良かったとも思う。
結婚してたって、一人で死なないとあかんかもしれんわけで、末路は変わらないかもしれない。
けど、家族で笑いあって、なにより娘を産んで育てて一緒に生きていける幸せというのは代えがたいわ。

ただね。
今回のこの映画を観てて、やっぱり自分の人生はこれが正しかったのかどうかって誰しも悩むんやろなって。
それでも過去に戻れない限りはこのまま進むしかない。
それなら、その人生を少しでも幸せだと感じられるように生きていくのが一番正しいのかもしれんなって思った。
前を見て進むってことが大事なのかも。
違った人生を選んでいても、あの時ああしてれば…ってやっぱり思うんやわ、人間って。

この映画は3人の女性の生き方をどれも”あり”やね…と肯定している。
3人ともが容姿端麗ってとこがね、ちょっとリアルからはずれるけどさ。
日々日々、小さな幸せって絶対あるねんな。
それを見つけられるのは、後ろを振り向いてばっかりいる人ではなく、前向きに生きてる人なんやと思う。
この映画はそれを教えてくれるので、独身女性にぜひ観て欲しいわ。

ちなみに私の最近の小さな幸せは…。
めちゃくちゃ好みのポテトチップスを見つけたこと!!
触感といい、塩加減といい、薄さといい、好みぴったりやねん!
もーーーーー美味しいねん!!
幸せ!!!!!!!

ルナ129.jpg

 

ママの幸せって…

【本映画過去記事】
映画「日本の黒い夏 冤罪」松本サリン事件で冤罪被害が起こったのは一体なぜなのか…
映画「ゾンビランド」ゾンビだらけの世界で生き残るにはルールが必要!笑えるゾンビ映画!
本「愛の論理―私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか」飯田史彦著。愛について論理的に語る

 

原作はこれ↓



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コメント 4

ojioji

大人の独身女性とお付き合いしたことがなくて興味津々。(人妻さんか大人じゃあない女子しか知らず^^;)
過去は変えられないけれど、過去の意味は強引に変えられます(^O^)
そうすればどんな人生も素晴らしい。
ところで、紹介されてるポテチってどの商品なのでしょう。
ぼくはコイケヤののり塩かうすしおイチオシなのですが、地元ではカルビーしか並んでいません(涙)

by ojioji (2015-12-02 20:11) 

ゆきち

人生って日々ものすごい数の選択の連続ですよね。
きっとそこには唯一の正解などなくて、選んだ方で前向きに生きていく中で幸せにも出くわすのかな・・・なんて足元にじゃれつく猫を眺めながら思ったりします^^
今はこの小さな温もりがひっかき傷と幸せを運んでくれています♪
by ゆきち (2015-12-02 20:28) 

ニッキー

人生、常に選択ですがどっちの道を選んでも「あっちを選んでたら・・・」って思いますよねぇ(^_^;)
にゃんずとの出会いだけは「大正解!」だと自信を持って・・・あっ「かみさんとの出会いも大正解です」・・・言えますw
by ニッキー (2015-12-02 22:08) 

youyou_s

>ojiojiさま 過去の意味を変える…いいですね、それですよね。どんな経験も無駄じゃないと思いますし。しかしojiojiさまの女性遍歴もなかなか興味深いものが(笑)
ポテチはね、西友のプライベートブランドのポテチなんです。前はプリングルスが好きだったけど、味や触感変わってしまって。西友のは同じような縦型の筒に入ってて、グレートバリューって英語で書いてます。これ、塩加減もちょうどいいし、薄さもめっちゃ気に入ってます^^

>ゆきちさま 確かにそうですよね。毎日選択していると言っても過言じゃない。過去が変えられないのであれば、前を向いてその場所で幸せを見つけないとしょうがないですよね。こてつくんはたくさんの幸せを運んでくれてますねぇ。この出会いもまた選択の結果生まれたものですもんね。

>ニッキーさま そうなんですよ!特に選ばなかった方が良い結果だったんじゃないかと思ってしまう。でも後悔したとしてももう取り返しがつかないんですよねぇ。なら、今の選択で幸せを数えながら生きていくしかないですもん。にゃんずたちとも、奥様とも運命の出会いですよね^^。私は…たま~に、他の人と結婚してたらどうなってたか…とか考えることも…ないこともないですけども…たまにね。
by youyou_s (2015-12-03 08:20) 

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