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映画「ドロップ」品川庄司の品川監督作品。自伝的小説を映画化。しかし中学生には見えないぞ! [映画]

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「ドロップ」
2008年日本映画

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 品川ヒロシ

出演者 成宮寛貴  水嶋ヒロ  上地雄輔  本仮屋ユイカ

私立中学生のヒロシは不良になりたくて公立へ転校。
早速、不良たちに絡まれ喧嘩することに。
相手は、イケメンで喧嘩の強い達也。
当然ぼろぼろに負けるヒロシだったが、なぜか達也に気に入られ仲間になることに。


品川ヒロシの自伝的小説の映画化。
漫画化もされてるらしいね。

まず難点は、出演者たちみんな中学生に見えない。
高校生でもキツイ。
でもまぁそれくらいじゃないと喧嘩したりたばこ吸ったりできないからしょうがないけども。

ヒロシはせっかく私立に入った中学から不良のいる公立へ転校。
これほんとなのかなぁ。
苛められて転校したとかじゃないのかなぁ。
不良になりたくて…ってだけで、親が転校させるか???

まぁそこは良いとして。
公立は不良が多いと聞いてきたが、たったの4人だけ。
そのトップにいるのが超イケメンの達也。
これを水嶋ヒロが演じている。 

主役のヒロシは成宮くん。
自分をイケメンにしすぎやろ!!品川!!!

誰ひとりとして中学生には見えないけど、中学生の設定。
これ演じてる俳優さん、みんな30超えてるんちゃうの。
ものすごいな。中学生を演じさせるなんて。
そこはリアル求めてないんかもしれんけど。

とにかく、まず水嶋ヒロの容姿に驚愕。
なんちゅう綺麗な顔してるねん!と。
超絶かっこいいんですけど!!!!!!!!
これは水嶋ヒロのPVやね。
あまりのかっこよさにほれぼれするわ。
喧嘩してる姿もかっこいい。

 

ドロップ.jpg
映画.comサイトより画像引用
 

 

映画のストーリーとしては普通に不良の映画で、他校生徒と喧嘩ばっかり。
でも、ちょこちょこ笑えるんよね、悔しいけど(なんでや)。
ギャグじゃなくて、セリフで笑わされる。
アクションもなかなか。

途中、泣かせようとするエピソードが挿入されるけど、別にあれいらんのんちゃうかな。
「結婚しよか」と勝手にフラグ立てて亡くなるってやつね。

中学生で不良やってしまうと、行ける高校がないよね。
勉強してないんやから。
たとえ行けたとしても底辺で不良ばっかしということになりかねない。
んで、ヒロシは初日で喧嘩して退学。
これは事実なんかな?
中学と違って高校は退学あるからねぇ。

でも中卒だと仕事も限られてきてしまう。
あまり仕事を選べないのが難点かなぁ。
でも、生きていけるんよね、それでも。
勉強全然しなくても中卒で働けば生きていける。
そういう選択肢もある日本はいいなと思うわ。
定時制に行ってもいいし、通信で勉強すれば大学だって行けるしね。

ただそういう遠回りしないために今娘は頑張って勉強してるわけで。

色々な生き方はあるけど、普通に高校いって、大学いって、という平凡な人生を歩んでほしいと思うのは親だからやね。

品川ヒロシの自伝ということで、おそらくこんなかっこいい青春時代ちゃうやろな~と想像するけど(ひどい)、映画ではかっこよく終わってました。
仲間がいるのはいいね~。
品川の自伝だと思わなければなかなか面白くて良かった。
…ごめん、品川さんあまり好きではないから…。
でもこの人の監督作品にはお笑いの人がいっぱい出演してるからそれもまた楽しみではあるね。
今回も、宮川大輔、次長課長の河本、ふじもん、等々出演してた。
ピースの綾部も結構大事な役で出てたし。

笑えるしすっきりするし、水嶋ヒロはかっこいいし、成宮くんも顔が綺麗やし、期待しないで観た分面白かったな。
バカだな~って思えるとこがね。
ただ…。
中高生の息子さんがいる家庭にはおすすめしない。

 

ドロップ2.jpg
映画.comサイトより画像引用
 

 

盗みばっかやってる子とかたばこ吸ってたり、喧嘩ばっかりしたり、あまり観て欲しくないシーンがいっぱい。
こういうのに憧れる時期が必ずあるからね。
実行するかしないかが分かれ目やと思うし。
やっぱり自分の子どもには喧嘩してほしくないし、学校も退学になって欲しくないわな。
そういう意味ではこの映画は目の毒やわ。
不良が仲間を大事にしてカッコいいように描かれているからね。
まぁ不良漫画は全部そうだけどさ。
大人になってから、ああこういう青春かっこいいな、こういう青春を過ごしても良かったのかな、と思うくらいでちょうどいい。
青春真っただ中の子には見せたくないわ。

てことで、まぁ面白い映画ではありました。
真夜中にヒロシが自分の家に来いよ、と誘うシーンで、暴走族に入ってるめっちゃワルの子が「こんな夜分お邪魔しても大丈夫?」と常識的な気遣いをしていたのがめっちゃ笑えました。

何も考えずに観れて楽しめる面白い映画でした。
時間があって不良映画好きな方はぜひ。

ルナ109.jpg

 

わたちにも尖ったナイフのような時期があったにゃぁ…
↑いや、なかったやろ…

【本映画過去記事】
映画「図書館戦争」岡田准一、榮倉奈々主演。有川浩原作。きゅんきゅん要素満載です
映画「女帝(エンペラー)」チャン・ツィイー主演、中国古代宮廷内の愛憎劇をハムレットを基に描く
本「龍は眠る」宮部 みゆき著。心を読むことができる少年と知り合った記者…彼の運命は

 

漫画版はこれ↓



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