映画「アイデンティティー」嵐の夜モーテルに閉じ込められた10人。次々と殺されていく人々。驚愕のラストとは [映画]
「アイデンティティー」2003年アメリカ映画
★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)
監督 ジェームズ・マンゴールド
出演者 ジョン・キューザック レイ・リオッタ レベッカ・デモーネイ
豪雨に見舞われモーテルに閉じ込められてしまった男女10人。
ところがじわじわと一人ずつ殺されていく。
いったい誰が犯人なのか?!
同時刻、明日処刑予定の殺人犯が法廷に呼び出されていた。
二つの事件には何かつながりがあるのか…。
衝撃のラストとは!
上記あらすじ読むと、ああ、よくあるパターンやねと一笑に付される可能性があるけども。
一人づつ殺されていって、一体誰が犯人で、目的は??とかね。
これがね、なんかさ、結構すごいのよ。
え?これなんか関係あるんかなぁ、と思いながら観てるとラスト近くで真相がわかるんだけど「ほぉぉぉぉぉぉ」と。
そういうことかと。
私はいっつも「これってほんまはこうちゃうの?(冷笑)」と斜めから観て謎解きしたつもりになってるんだけど、これはちょっと意外だった。
なんか何を書いてもネタばれになりそうやし書かないけど。
ラスト近くの真相といい、ほんまのラストといい、これはなかなか想像を裏切られる展開やわ~。
ありがちなモチーフを使いながらも、まったく新しい展開に持っていかれた。
モーテルでの殺人と、時々挿入される連続殺人犯への再審理の様子、この二つがリンクした時に驚愕の真相が!
というお話です。
観ながらいろいろ想像したけど、その想像を覆される展開やったわ。
でも、真相がわかって、なるほどね…と納得もさせられた。
ホラーかよ!みたいな展開もありつつやっぱりミステリーやったというね。
これは必見かもね。
どんでん返し系が好きな方、想像を裏切られたい方はどうぞ。
色々想像しながら観てください。
意外な着地点がおすすめです。
犯人はあいつかあいつかこいつかこいつにゃ!!!
↑もうちょっと絞ったらどうかな…
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youyou_sさまが「ほぉぉぉぉぉぉ」とは、
見る機会は無いかもしれませんが、
かつてのミステリーファンとしては気になります。
どんでん返しでは、歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」という叙述型の小説にやられたことがあります。桂高校出身の綾辻行人氏の「迷路館の殺人」と言い、叙述ミステリにぼくは弱いかも。
by ojioji (2015-09-30 10:57)
この映画はジョン・キューザックが好きなかみさんが観に行って「最後が『えぇ(@_@)』ですっごく面白かったけどコレは(騙されやすい)ニッキーには無理だわw途中でついてこれなくなる!」ときっぱり宣言されました^^;
by ニッキー (2015-09-30 13:19)
>ojiojiさま この映画はミステリですね。結構なるほどね…と唸らされました。わかる方は最初の方でなんとなくわかってしまうのかな…。綾辻行人さんの小説で「殺人鬼」というのがあったんですが、これも設定がなかなかでした。グロいので好き嫌いが分かれるとは思いますが。意外性のあるラストって大好きです。
>ニッキーさん オチがわかっても、ん??どういうこと?となる可能性はありますねぇ。ある症例がヒントになるんですが、それを理解していないと意味が通じないかも。
ラストまで観てから奥様に説明を受けるのが一番いいかもしれません(笑)奥様が嫌がるかな…。
by youyou_s (2015-09-30 16:43)
「殺人鬼」「殺人鬼Ⅱ」どっちも今も所持しております(^^;)
実は、氏の作品のなかでいちばん楽しめました。
読んでいらっしゃるとは、何か嬉しいです。
by ojioji (2015-10-01 21:09)
>ojiojiさま それまで海外のS・キングとか読んでて、日本の作家でここまで残虐な小説が書ける方がいたんだ!と驚いたんですよね。殺人鬼も殺人鬼Ⅱもスプラッタですが、どんでん返しを用意してあったのがすごく面白かったんです。犯人の設定に、おお!と驚きました。
館シリーズも少しは読んだんですが、犯人とかトリックとかあまり覚えてないんですよねぇ。。。
by youyou_s (2015-10-02 08:10)