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本「カゲロウデイズⅥ」ボカロ曲の小説化第6弾。ようやく張本人らしきものの存在が…。 [本]

ダウン私のお気に入りを載せてます。見に来てねダウン



「カゲロウデイズⅥ」
著者 じん(自然の敵P)

★★☆☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

人気ボカロ曲を繋げて紡ぐお話の第6弾。
シンタローは気が付くと真っ白な世界にいた。
一体自分はどうやってここに来たのか。
どうしてここにいるのか。
記憶がないまま、その世界で二年前に死んだ遥先輩に出会う。
遥先輩は過去を語り始める。
そしてこうなったことの元凶の姿がぼんやりと浮かび上がってくるのだが。


カゲロウデイズVI -over the dimension- (KCG文庫)

カゲロウデイズVI -over the dimension- (KCG文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
  • 発売日: 2015/03/28
  • メディア: 文庫

 

いや~ほんっとにわかりにくい!!
巻ごとに主人公が違ってるんだけど、性格的にはみんな似てる感じで。
能力も「目」に関するものだけど、能力自体が最初の1~2巻程度で発揮されるくらいで、残りの巻は登場人物一人ひとりの独白になる。
今回は、なぜかシンタローが真っ白な世界にいて、どうしてここにいるのかの記憶を失くしている。
そして声が聞こえ、二年前に死んだ遥先輩が現れて、過去を語る。
貴音目線の話もあったけど、今度は遥側からの視点が語られる。
すべての登場人物がどっかで繋がっていて、それぞれが主点で話がある。
巻ごとに主人公が変わるのと、所々にモノローグが挟み込まれるが、それが誰のものなのかわからない事が。。
え~私理解力、読解力あると思ってたんだけどな~。
なんか自信なくなってきたわ。
娘@中1はこの小説めっちゃ気に入ってて面白いって言ってるんだよなぁ。
やはり若い感性じゃないとあかんのかもしれん。
まずはボカロ曲を聴いてないとあかん。
曲もいっぱいあって、それも登場人物のそれぞれ目線の曲になってる。
それを繋げて小説にしてる感じだけど、著者にはすべてが繋がりすべてが見通せてるんだろう。
まぁこの6巻でようやく遥と貴音を電脳世界に閉じ込めた人物がぼんやり浮かび上がってくる。
彼が一体なぜそんなことをしたのか、どうやったのかは全然わからないままだけど。
どうもお話自体をわたしがよく理解できてないから、話があっちゃこっちゃ飛んでる感じがして?????となるな。
いったんこの巻が最新刊になるので、次が出るまでお話を覚えていられるのだろうか…。
登場人物多いし…。
名前も似てるし…。
SFでもあり、ファンタジーでもあり、学園モノでもあり、恋愛ものでもあり、化け物系でもあり、世界創生でもあり、超能力ものでもありというなんでもありのお話。
中学生くらいじゃないと、ついていけないかも。
でもボカロ好きな方であれば絶対大丈夫。
私はボカロ聴いてもほぼほぼ同じ曲に思えるから…無理かも…。
ストーリーもなかなか説明しずらいんで、レビューになってませんけど、若い子向きのライトノベルってことでまとめたいと思います。
でもこれめっちゃ人気で、780万部突破とか、アニメ化もされてるし、コミックもあるし、ファンブックもあるし、派生してるものがいっぱい。
てことはやはり面白いんだろうな。。。
ルナ145.jpg
若い子しか面白がるのは無理にゃ


主にここで本買ってます↓



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コメント 2

ojioji

「次が出るまでお話を覚えていられるのだろうか」
「中学生くらいじゃないと、ついていけないかも」
とどめはルナさんの「若い子しか面白がるのは無理にゃ」
実に良心的なレビューですねと書きつつ、笑かせていただきました。
ふと湧いた疑問は、夢中になって読んでいる子供たちは、後にこの作品を再読したり、思い出したりすることがあるのだろうか。
by ojioji (2015-07-16 17:25) 

youyou_s

>ojiojiさま 確かに!なんていうか何度も何度も繰り返し読む…という類の本ではないような気がします。ただ、ボカロ曲自体は何度も何度も繰り返し聴いてるんですよね。
歌と連動した小説…ということで人気があるということです。まず歌があって、その世界観が小説になってる。
昔ならあまりなかったコトだと思いますし。歌で人気がでると、アニメになり小説になり漫画になり…。歌発信で色々な派生するものがあるってすごいなぁと思います。
by youyou_s (2015-07-17 08:03) 

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