映画「奪還 DAKKAN アルカトラズ」難攻不落のアルカトラズが復活!そこを傭兵集団が襲う! [映画]
「奪還 DAKKAN アルカトラズ」2002年アメリカ映画
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
監督 ドン・マイケル・ポール
出演者 スティーヴン・セガール ジャ・ルール ニア・ピープルズ
潜入捜査に入っていたFBI捜査官サーシャ(セガール)は銃撃戦で撃たれ一度は仮死状態に。
なんとか生き延び今度は復活されたアルカトラズ刑務所での任務に就く。
そこは最新鋭の設備で新たに復活した難攻不落の刑務所。
そこでの最初の死刑執行は大量の金塊を隠したといわれる男。
その金塊のありかを聞き出すため、アルカトラズに傭兵集団が現れる。
アルカトラズを訪れていた最高裁判事を人質にとり交渉を始める。
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スティーヴン・セガール主演アクションムービー。
【ネタバレあり。未見の方は注意】
安心して観ていられるストーリー。
悪く言えばはらはらもどきどきもなし。
でも安定していてきちんとアクションもあり飽きずに楽しめる。
ギャングの中に潜入捜査しているとき、銃撃戦でギャングのニックをかばって撃たれるセガール。
潜入している間にニックとの友情をはぐくんできたらしい。
あかんやろ!
目的は大ボスの逮捕かもしれんけどさ、本気で友達になってしまったら情が移るやん。
親しくなりすぎない…は鉄則ちゃうやろかね。
しかし、セガール、えらい太ったね。。。
顔がでかい!
でもアクションはいつも通りかっこよかったけどね。
この人の映画はいっつも同じやけど(失礼な)それなりに面白いのはセガールの落ち着いた絶対やられないやろ的な安心感かなぁ。
ただ、ストーリーとしてみれば、ダイ・ハードと同じやし、沈黙シリーズとまったく同じやし、代わり映えはなし。
全部、閉鎖的空間で味方はいなくて自分は元傭兵とか捜査官とか特殊部隊とかの出身。
そこで一人で悪をやっつけるというね。
まぁ今回は 刑務所やし、他の囚人を使って悪人をやっつけてたけども。
独りちゃうけども。
武器庫から囚人たちに武器を渡し、手助けしてもらうというね。
いや、あかんやろ!
それはあかんわ。
あいつらもみんな悪人やからね!
傭兵集団と同じくらい悪人やから!
そいつらに武器渡すて、なんて危険なことを。
まぁ映画では囚人みんな良い奴的な描き方やったけど。
違うやろ!
アルカトラズって脱走不能で結構重罪の犯罪者を収監するとこちゃうの。
そんな奴らに一緒に傭兵倒そうぜ!って言っても普通は協力しないやろ。
しかも理由が判事を助けるためって!
絶対絶対傭兵側やろ!
一緒に人質とって逃げる側やろ!
という納得できん展開もありつつ、いつも通りセガールの銃を持っているにもかかわらず素手で戦うシーンもありぃの、安定のアクションでした(銃を使えよ)。
敵がなんかマトリックスみたいな感じでかっこつけてるのがちょっと…。
その割には迎えのヘリは嵐で墜落するし、結局金塊のありかは聞き出せてないし、敵のレベルが低かったな。
登場シーンは空から降下してめっちゃかっこよかったのに。
あと、アルカトラズの所長がさ、悪人顔でさ。
囚人たちにエラそうに訓示たれるしさ。
こいつは絶対傭兵側の悪い奴のはず!!!!
と私の中で確定してたのに…。
普通の奴やった!!!
ただの脇役やった!!!
最後に少しだけ悪者をやっつけるシーンがあるだけ。
ただの普通の良い側の所長やった。
思わせぶりに出やがって!(勝手に勘違いしたくせに逆ギレ)
まぁそんなこんなでなかなか面白い映画でした。
セガールもブルースも同じパターンで同じような映画いっぱい撮るのがすごいわ!(褒めてる)
時間があって痛快な映画観たい時にどうぞ。
顔がでかいって誰のこと?
【本映画過去記事】
☆本「珊瑚礁のキス」隠された秘宝の謎、サンゴ礁の島に隠された秘密とは…
☆映画「それでもボクはやってない」痴漢の冤罪を受けてしまった青年。果たして彼は無罪を勝ち取れるのか?!
☆本「迷宮警視正 最後の秘境」星乃神警視正始動。新たな事件が警視正の興味を引いた、果たして解決するのか?
スティーブン・セガール、全面的にyouyou_sさまのレビューに同意します。彼の沈黙シリーズ大好きでした。彼のマーシャルアーツが初期の頃はリアリティが在ったのですが、やがて、体型が・・・(^_^;)、顔も・・・、伴い、アクションも顔もストーリーも歌舞伎化が顕著になり、それはそれで楽しめました。近年、見ていなかったので、今回の記事をきっかけに、手持ちの(^_^;)、「艦隊」と「暴走特急」?を引っ張りだして、様式美の世界に浸ろうと思います。
あっ、アルカトラズと来ればイーストウッドを思い浮かべていたら、ちゃんと最後に(^_^)。パトリック・マクグーハンが出ていたのですね、コロンボでファンです。セガールやダイ・ハードの世界に染まったぼくには、イーストウッドのやパピヨンとかの昔の名作は寝落ちする虞れがあります、レベッカとか若いころあんなに食い入るように観たはずなのに。いつしかゲーム脳、スマホ脳の現代中高生と目糞鼻糞同士になっておりました。
by ojioji (2015-07-16 07:17)
>ojiojiさま やはり映画は痛快なものがいいですもんね。勧善懲悪が安心して観ていられます。
セガールは日本好きで、確か奥さまも日本人のはず。そういうところも親近感があって嫌いになれない俳優さんの一人です^^
パピヨンは刑務所脱獄の話でしたっけ?昔の映画もきっと今観たらまた違った感想を持つのかもしれないなぁと思います。私も結構ゲーム脳になってるかもしれません…。。。
by youyou_s (2015-07-16 09:09)