本「恋に危険は」高価な美術品を狙う女泥棒の恋の行方は?! [本]
「恋に危険は」著者 スーザン・イーノック
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
美術コンサルタントのサマンサにはもう一つの顔があった。
高価な美術品を狙う女泥棒なのだ。
大泥棒だった父から英才教育を受け彼女は個人所有の美術品を狙う怪盗となった。
ある日サマンサが盗みに入った豪邸で不在のはずの主人リチャードと遭遇してしまう。
さらに何故か爆発が起きサマンサはリチャードの命を救ったあと姿を消す。
爆破犯人とされてしまったサマンサ。
爆破はしてなくとも盗みに入ったのは確かでサマンサは逮捕されずに真犯人を見つけられるのか。
一体誰が何の目的で爆発を仕掛けたのか。
リチャードの協力を得て真犯人を探す二人の周辺にまたもや爆薬が仕掛けられる。
泥棒であるサマンサが非常に魅力的。
サマンサはその職業、生い立ちにより人に頼る事ができない。
リチャードはサマンサを愛するようになるが、もちろん泥棒をするのは認められない。
未来がない二人に思えたのだが‥。
確かに愛する人が泥棒やったら辞めさせたいわ。
危ないし、道徳観念がないのかと疑っちゃうもんなぁ。
いくら腕が良くて職人級でもね。
危ないことはしてほしくないもん。
ユーモアがちりばめられていて読んでいて飽きさせない。
サマンサの知的な推理や怪盗としての手腕に惚れ惚れさせられる。
まぁリチャードがあまりに理想的男性像過ぎるかな‥とは思うけど(大富豪なのに気さく、実は貴族の称号も持つ等)これくらいでなければ、サマンサの相手は務まらないのかも。
ロマンチックサスペンスの王道。
どきどききゅんきゅんしてください。
にゃんこも泥棒の才能はあると思うにゃ←あなたはどたどた足音立てるやん…無理…
【本映画過去記事】
☆映画「クィーン」ダイアナ妃の死により英国に激震が走る。その時英国王室の対応は…
☆本「トム・ゴードンに恋した少女」スティーブンキングのホラー。広大な自然保護区で行方不明になった少女。
☆映画「横道世之介」高良健吾、吉高由里子主演、ちょっととぼけた世之介の恋と青春
あっ、うちのにゃんずも泥棒は無理だw
by ニッキー (2015-04-14 14:23)
>ニッキーさん やっぱり(笑)にゃんこなのになぜか足音立てるんですよ。とたとた音がするから来たのがすぐわかります(笑)足の裏にも毛が生えてるんですけどねぇ。体重が重いせいか…。
by youyou_s (2015-04-14 17:26)