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映画「ブロウ」ジョニー・デップの真面目な演技もイイネ!実在する麻薬王のお話です [映画]

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「ブロウ」
2001年アメリカ映画

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 テッド・デミ
出演者 ジョニー・デップ  ペネロペ・クルス  ジョルディ・モリャ

アメリカに実在するドラッグ・ディーラー、ジョージ・ユングの波乱に満ちた人生を描く。
父親の会社の倒産で貧しい生活を送ったジョージは、自分はそうなりたくないと家を出る。
カリフォルニアに行った彼はマリファナの売買に手を染めお金を稼ぐようになる。
そしてコカインに手をだし、直接売買することで巨額の富を手に入れる。
ところが恋人が癌に侵され、自らも逮捕され仮釈放の身となってしまう。
ようやく出所した彼だったが、またもやドラッグを売る仕事を始めるのだが。

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実際にあったことらしいからすごい。
本人は今も刑務所にいるそうだけど、映画のラストに2015年出所予定と書いてた。
今年出所するんやねぇ。
今度はしっかり普通に暮らすとは思うけどさ。
ジョニー・デップはどうしてもコミカルな演技が印象に残るけど、こういう普通の役でもめっちゃ男前やわ。
最初は長髪がどうしても似合わないわ~って思ったけど、途中から似合ってくるから不思議。
楽して大金をもうけてしまうと、もう通常の仕事にはつけないんやろねぇ。
麻薬を売ることに全然罪悪感がないのがすごい。
この映画では、売られた側のことは一切触れられていないからね。
ドラッグのせいで人生をだめにした人たちはいっぱいいたはず。
そのことに触れてないせいで、ジョージがあまり悪人に見えないのが怖いわ。
ブロウ2.jpg
yahoo!映画サイトより画像引用
ジョージの父親はすごく立派な人。
何度ジョージが捕まっても彼を受け入れる。
それが良い事なのか悪いことなのかわからんけどね。
あんな良い父親を持ってるのにジョージは普通に働かない。
42歳になってようやく、もっと親孝行すればよかったと悔いてるようやけど。
麻薬をばんばん売ってめちゃくちゃ儲けて豪邸買って、美人の妻を持って。
人生の頂点を極めてても、それは砂のお城にしか過ぎない。
麻薬の上に成り立ってる生活なんて怖くて楽しめないと思うけども。
この映画の怖いとこは、ジョージを英雄視しちゃうことかもしれない。
勇気や度胸があったからできた…と思ってしまうし、映画観てると捕まらないで!と彼に味方しちゃうからね。
美人妻(ペネロペ)もお金があるうちはいいけど、無くなった途端冷たくなるし。
友人に裏切られたりもするから彼に同情してしまうんよ。
まぁ演じてるのがジョニー・デップというのもある。
けど、彼は麻薬ディーラーであって、世の中に毒を撒いた張本人であることを忘れちゃいかんと思う。
娘に愛想を付かされてこれもまた可哀相に思ってしまう要因やけど、自業自得やからね。
もし麻薬の使用者に焦点を当ててたら、彼を悪魔に思えると思う。
それなのに映画になると、その才覚で大金を稼ぐものすごい人物に思えてくるのが嫌やったな。
娘が生まれた時点で足を洗うと言ってたのに、お金を稼ぐ方法をそれしか知らないからまた麻薬に手を染める。
結果的には手元にはお金も愛も人生も何も残らない。
今年出所するようだけど、彼の人生はどうなるのかな。
娘は決して彼を許さないと思うし。
まぁ手記でも書けば儲けられるのかもしれんね。
麻薬ディーラーという悪者を描くにしては綺麗にしすぎた気もするけど、彼の人生は愛もあったし、お金もあったし、父親の愛もあったし、決して悲惨なものではなかったと思う。
願わくば彼が猛省し、麻薬反対運動くらいしてくれるといいんだけどね。
実際のお話とは思えないくらい波乱万丈で目が離せない映画でした。
あとジョニー・デップがかんなり男前。うっとりするくらい。
年を取ってお腹が出てる体型にしてたけど男前やったなぁ。
結構映画の中で体重の増減をしてる感じ。
映画を撮るにあたって本人に刑務所で面会してるらしい(ウィキより)。
そこまで頑張れるジョニーにもうっとり。
ブロウ.jpg
yahoo!映画サイトより画像引用
ジョニー・デップのファンなら必見の映画ですな。
ルナ103.jpg
麻薬ってにゃに?


今からでも夏に十分間に合いますよ!↓





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