本「クラッシュ・ブレイズ3 - ヴェロニカの嵐」無人惑星にてサバイバル?! [本]
「クラッシュ・ブレイズ3 - ヴェロニカの嵐」著者 茅田 砂胡
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
リィとシェラは総勢12人の生徒だけでキャンプ生活を体験学習するために惑星に降り立った。
ところがその惑星には誰もいない。無人惑星だったのだ。
一体誰がなんのために彼らをここに連れてきたのか。
そして12人のサバイバル生活が始まった。
クラッシュ・ブレイズ - ヴェロニカの嵐 (C・NOVELSファンタジア)
- 作者: 茅田 砂胡
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/07/26
- メディア: 新書
それが舞台が宇宙規模なんで無人惑星というものが出てくる。
本当ならキャンプ地があり、そこには指導員がいて…というものだったのだが、ある人物のしかけた罠により無人惑星に降り立ってしまう。
そこは当然通信設備もなく、宇宙港もない。
ただの自然のままの惑星。
突然のサバイバルにおろおろするばかり。
そこで電気もガスもなかった時代で生活したことのあるリィ、シェラがその卓越した技能で彼らを救う。
当然こんな豊かな場所に置き去りにされても何の問題もない。
けどトイレもないとこにずっとはいたくないけども。
これはすべてある人物の復讐のため企てられた事だったのだけれど、12人の子供を巻き添えにしてもしかしたら死ぬかもしれない…という事態に追いやるのは間違ってるわ。
わたしだったら生き残れないもんなぁ。
これはたまたまリィやシェラがいたから全員無事に生き残れたわけだし。
まぁ死んでもいい…くらいの気持ちだったみたいやけど。
それならやっぱり 対象者のみにすべきやわ。
自分の息子を殺されたと考える男が、同じ目に遭わせてやる…と仕組んだ事だったんだけどね。
まぁ子供たちだけになったら餓死しちゃうか事故死しちゃうのが普通かもね。
今の子供たちがサバイバルできるわけがないもん。
うちの娘なんか和式トイレが嫌いで、洋式しか嫌!という我儘っぷり。
しかも野菜嫌いやし。
好き嫌い多いし。
一番に命を落とすキャラとしか思えんわ。
もう少し野生児で育てないとあかんかったかもなぁ。
親が野生児ちゃうし無理か…。
この巻ではリィとシェラの二人の野生児っぷりが読めて楽しかった。
ウサギを捕ってきたり、鹿捕ったり。
それをさばいて料理するのもすごい。
まず何もないとこから火を熾すことすら私には無理だもんな。
サバイバルの参考にはまったくならないけども。
あまりに常人からかけ離れてるからなぁ、リィとシェラが。
復讐の方法としてはむちゃくちゃやな…と思ったけど、それよりも無人惑星でのリィとシェラの活躍がものすごい面白かったので★は四つ。
具体的にどうやって彼らは助かったのか?!
実はこの惑星は無人をいいことに、密輸業者たちの倉庫として使われていたため、そのアジトにリィたちが潜入し、恒星間通信をつかい助けを呼ぶ…という展開。
その時にリィは重傷を負って…。
と、それなりにはらはらどきどきのシーンもあり一気読みしてしまいます。
わたちもトイレなかったら無理にゃ!←箱入り猫やからなぁ…。
【本映画過去記事】
☆映画「劇場版 ATARU ‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐」サヴァン症候群であるアタルが難事件に挑むが?!
☆本「クラッシュ・ブレイズ2 スペシャリストの誇り」暗殺者レティ♂と金色天使リィ♂がデート?!
☆映画「かもめ食堂」フィンランドで和食食堂を営むサチエ。憧れの生活がここに。。。
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こんばんは〜雨の中をありがとうございました。
またお時間ありましたら宜しくね〜♪
by Hide (2015-02-26 20:38)
>Hideさん こちらこそコメントまでありがとうございます^^。またぜひよろしくお願いいたします。
by youyou_s (2015-02-27 08:27)